NetEase、『荒野行動』で本格SF小説『三体』とコラボ決定!



NetEase は、2月17日、『荒野行動』で本格SF小説『三体』とのコラボを発表した。

すでにコラボ用キービジュアル(KV)が公式発表、 『三体』スタイルのデザイン要素を窺い知ることができます。 運営の予告と合わせて考えると、 今回のコラボでは新しい限定プレイコンテンツが実装される。

『三体』は中国の作家・劉慈欣氏の長編SF小説です。 発表以来、 その本格的なSF性と深い哲学的思考により世界中で多くの読者を魅了し続けています。 2019年、 三部作の第1部が日本で発売されると、 瞬く間にアマゾンの売れ筋ランキングでトップになり、 販売部数はあっという間に10万部を突破、 2020年、 日本の第51回星雲賞海外長編作品部門を受賞しました。 『三体』の作り出す宇宙文明や広大な宇宙の歴史背景は読者に深い印象を与えている。

これまでに公開されているKVによると、 三体の建物、 三体ゲームなどの内容が『荒野行動』のゲームモードと組み合わさり、 新たなマップ要素として登場する可能性がある。

KVには小説の中でお馴染みのVスーツも登場します。 『三体』の小説では、 汪淼(ワン・ミャオ)などの科学者たちがVスーツを装着してバーチャルの三体ゲーム世界へと入ってきた。 この設定は高確率で新マップの背景ストーリーとなるでしょう。 もしかすると、 プレイヤーはエアドロップではなく、 Vスーツ着用によって戦場に進むようになるかもしれない。

また、 小説内の智子(『三体』に登場する人工知能)が科学者たちの網膜に投影するゴースト・カウントダウンもKVのゴーグル内に現れており、 残り168時間を示している。 これはコラボ開始までのカウントダウンなのでしょうか?

当然ながら、 ゴースト・カウントダウンの設定も『荒野行動』のゲームモードとマッチしているので、 この設定もゲーム内に取り入れられる可能性がある。 例えば、 新マップで安全エリアが縮小する際、 このカウントダウンが小説と同じようにプレイヤーに向けて表示、 あるいはいずれかの建物に投影、 頭上の空に直接投影されるといったことも考えられる。

プレイヤーが安全エリアに移動するように常に注意を促し、 より緊張感とスリルのあるゲーム体験を楽しめるようになるだろう。

KVには「三太陽の日」の画面も登場し、 小説に出てくる三体星独自の珍しい天体光景も新マップの重要要素となる可能性がある。 例えば、 3つの太陽を異なる位置に配置することでゲームマップの明るさを変える、 「三太陽の日」になると光線が強烈になって照射範囲内のプレイヤーは何も見えなくなるといったものです。 もし本当にこのような突発的事象を加えることができれば、 ゲーム内でもこうした設定に基づいた新しい戦略が生まれる。

最後に、 KVの奥に見える大きなピラミッドに注目してみよう。 このデザインは小説内の地球三体組織が作ったバーチャルゲームをモチーフにしているものと思われる。オンラインゲーム「三体」の中で、 紂王は「乱紀」の厳寒と酷暑を避けるため、 ピラミッドの中で暮らすしかなかった。

結局、 墨子もバーチャル文明が「三太陽の日」の灼熱の中で滅亡するのを阻止できませんでしたが、 このシンボリックな建物は多くの読者に深い印象を与えた。 KVにこのピラミッドが描かれているということは、 新マップの場景にもピラミッドが重要な建物として登場することを暗示しているのでしょうか?続報を楽しみに待とう。

超本格的SF IP『三体』と国民的シューティングゲーム『荒野行動』のコラボは、 果たしてどのような火花を散らすのでしょうか?新しいマップやプレイシステムの発表をお楽しみに!

『三体』とは
『三体』は『三体』、 『三体II・黒暗森林』、 『三体III・死神永生』の三部作で構成される劉慈欣氏の長編SFシリーズ小説です。 第1部は2006年5月から雑誌『科幻世界』(サイエンスフィクションワールド)で連載が始まり、 第2部は2008年5月に出版、 第3部は2010年11月に出版された。 第1部は第73回ヒューゴー賞長編小説部門賞を受賞、 第3部『三体III・死神永生』も中国文学作品として初めてニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに入った。

『三体』は文学作品であるだけでなく、 中国人のビジョンを未来に向け、 人類と宇宙の関係を切り拓いた初の作品であり、 宇宙版の未来クロニクルとして表現された思考実験の集大成。

NetEase Games

会社情報

会社名
NetEase Games
企業データを見る