【ゲーム株概況(2/28)】個人投資家向けIRセミナーへの思惑先行でアピリッツが大幅高 ポケモン完全新作の発表で任天堂が5日ぶりに反発
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2月28日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比50.32円高の2万6526.82円で取引を終えた。ウクライナ情勢をめぐる情報に左右される形で、前週末の終値を挟んでのもみ合い推移となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャストHD<3664>が商いを伴って大幅続伸したほか、シリコンスタジオ<3907>やアピリッツ<4174>が大幅高した。アピリッツは、個人投資家向けIRセミナーを3月から4月にかけて複数回開催することを予定しており、それが再評価のきっかけになることへの思惑も市場の底流にあるようだ。
また、ポケモンシリーズ完全新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』が 2022年冬にNintendo Switch向けで世界同時発売と発表されたことを受け、任天堂<7974>が5日ぶりに反発した。
ほか、ギークス<7060>やKADOKAWA<9468>、アエリア<3758>なども買われた。
半面、ガンホー<3765>が大幅反落し、ネクソン<3659>やコナミHD<9766>も売られた。
大手ゲーム株では、コーエーテクモHD<3635>やバンダイナムコHD<7832>などもさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974