2021年の世界ゲーム市場、モバイルゲームが貢献し1.4%増の1803億ドルに 角川アスキー総研が『グローバルゲーム マーケットレポート2021』発売

角川アスキー総合研究所は、ゲームビジネスの世界動向を調査したデータ年鑑『グローバルゲーム マーケットレポート2021』を、 2022年3月9日に発売した。

2021年の世界ゲーム市場について前年からの巣ごもり景気の反動やAAAタイトルの開発遅れなど“微減”となる要素もあったが、モバイルゲーム市場の世界的な拡大が大きく影響し、 前年比1.4%増の1803億ドル(編集注:20兆8900億円)となる見込み。世界のゲームユーザー数も前年比5.3%増の29.6億人と推測している。

今後の世界のゲーム市場については、2020年のパンデミックによる巣ごもり景気の反動がモバイルゲーム市場の拡大により軽微となったことにより、 今後も堅調な推移を続けると分析している。 2023年には2065億ドル(同23兆9200億円)に到達すると予測しているとのこと。

なお、年鑑は、 海外ゲーム市場の調査会社Newzooが発行する『Global Games Market Report』最新の日本語翻訳版。北米や西欧、東アジアといった主要エリアはもちろん、東南アジア、中南米、東欧、中東アフリカなどのゲーム新興国も対象に 世界におけるゲーム収益の90%以上を占める33の国と地域で調査を実施している。

ゲームの延長線としても注目を集めるメタバースやVRはもちろん、 AppleのIDFA規制によるデジタル広告への影響にも言及。 モバイルゲームにおける収益モデルの変化や、 PCゲーム、 家庭用ゲームなど、 各セグメントにおけるビジネスのトレンドから今後の展望を予測する。

さらに本年鑑の購入者向けに、 四半期ごとのアップデート情報を配信する。 変化の過渡期にあるゲームビジネスに対応すべく、 市場の変化を細かい数値データやトピックスとともに提供する。


【目次】
はじめに
調査・分析方法&用語の定義
世界ゲーム市場
注目のグローバルトレンド
ゲーム機から銀幕へ/モバイル新時代:IDFA規制で混乱するモバイルゲーム広告とユーザー獲得/ 業界スタンダードの変化:ストア手数料30%への挑戦/ゲーム関連企業によるM&A活動を通じたブランドアイデンティティ戦略/曖昧化するプラットフォーム間の境界線
ランキング
株式上場企業ゲーム収益ランキング TOP100/国・市場別ゲーム収益規模TOP100
特集・トピックス
VR/メタバース
ゲーム市場 地域・国別分析
北米/西欧/東欧/中東&アフリカ/アジア太平洋


発行:株式会社角川アスキー総合研究所
編集:Newzoo International B.V.
発売日:2022 年3月9日(水)
価格:825,000 円(税込)
言語:日本語
ページ数:本文183ページ(PDF)
付属:Excelデータセット
*四半期ごとにアップデート情報を配信する

株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2554億2900万円、営業利益259億3100万円、経常利益266億6900万円、最終利益126億7900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
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