Z世代の生成AI利用経験者は73.3%に 利用ツールはChatGPTが圧倒的シェアで首位 利用者の半数が「タイパ」「映え」を重視 サイバーエージェント次世代生活研究所調査

サイバーエージェント<4751>は、インターネット広告事業の「サイバーエージェント次世代生活研究所」において、「Z世代の生成AI利用実態調査」を実施し、Z世代の生成AI利用経験および各種生成AIツールの利用率を発表した。
本調査はZ世代(17~28歳)の生成AI利用実態を定量的に把握することを目的とし、7~59歳(15歳未満は親の代理回答)を対象に、全国でインターネットリサーチを実施し、1万1147サンプルから有効回答を得た。
①Z世代の生成AI利用経験および年代別比較
「AIネイティブ」化する若者。広がる上世代との「AIリテラシー」格差
Z世代の生成AI利用経験者は73.3%に達しており、驚異的なスピードで普及が進んでいる。男女差においては、男性の利用経験者(70.8%)を女性(76.0%)が5.2ポイント上回る結果となったものの、男女ともに7割を超えており、性別を問わず広く浸透していることが分かる。
世代別比較においては、若年層ほど利用率が高い傾向が顕著であり、学生層と30代以上の社会人とでは20~30ポイントもの乖離が生じている現状が明らかになった。

②Z世代の生成AIツール利用経験ランキング TOP10
ChatGPTが圧倒的シェアで首位、次いでGoogle Geminiが3割を超える
Z世代におけるツール別の生成AI利用経験を調査したところ、ChatGPTが60.8%と、2位以下に大差をつけてトップとなった。2位にはGoogle Gemini(34.2%)、4位にGoogle AI Mode(20.0%)がランクインしており、Google関連サービスの普及が目立つ結果となっている。
また、Siri(24.2%)やGoogle アシスタント(9.5%)といった音声アシスタントツール、さらにはCanva(7.5%)のようなクリエイティブツールも上位に含まれている。
これらは、Z世代が「対話型AI」のみならず、スマートフォンの標準機能やアプリを通じて、日常の多様なシーンで使い分けていることが分かる。

③Z世代のSNS利用における生成AI活用実態
Z世代の生成AI利用者の約半数が「タイパ」や「映え」を重視
生成AIを利用するZ世代の約半数である47.4%が、SNS投稿のコンテンツ制作においてAIを活用した経験があることが分かった。男女別では、男性の経験ありが50.5%で、女性(44.2%)を6.3ポイント上回る結果に。SNS投稿への生成AIの活用は、やや男性が多い傾向が読み取れる。
生成AI活用の目的は、「投稿時間の短縮・効率的な情報発信(19.9%)」が最多となり、次いで「文章やキャプション作成の労力軽減(18.6%)」と、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視するZ世代にとって、生成AIが制作負担を減らす有力な手段となっていることが考えられる。
また、効率化以外では「より魅力的な『映える』投稿作り(13.0%)」や「新しい技術への興味(12.0%)」が上位にランクイン。単なる自動化ツールとしてだけでなく、自己表現の質を高めるパートナーとしてAIを使いこなす、Z世代特有の活用実態が浮き彫りとなった。

④Z世代の生成AIとの「対話」実態
Z世代の6割がAIとの雑談を経験、自己理解などに活用
生成AIを利用するZ世代の60.2%が情報収集以外の目的で、「会話」や「雑談」を経験しており、AIを単なる検索ツールではなくコミュニケーションの対象として捉えている実態が見えてきている。男女別では、女性の経験ありが67.3%に達し、男性(53.1%)を14.2ポイント上回っている。Z世代において女性の生成AI利用経験率が男性を上回っている背景には、こうした「対話」ニーズの高さがあると考えられる。
利用シーンは「暇な時の話し相手がいない時(38.6%)」が最多である一方、「悩みや愚痴を聞いて欲しい時(26.4%)」や「人間関係のストレスを感じる時(25.5%)」といった、他者には打ち明けづらい感情を整理する活用方法が上位にあがっている。また、「誰にも言えない本音を話したい時(17.6%)」「自分の意見や考えを整理したい時(17.1%)」「自己分析のため(16.3%)」といった自己理解の用途でも重宝されている。

【調査概要】
「Z世代の生成AI利用実態調査」
調査手法:インターネットリサーチ
対象地域:全国
対象者:7~59歳(15歳未満は親の代理回答)
有効回答数:11,147サンプル
調査期間:2026年1月29日~2月2日
調査機関:サイバーエージェント次世代生活研究所
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 藤田 晋/代表取締役社長 山内 隆裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8740億3000万円、営業利益717億0200万円、経常利益717億4300万円、最終利益316億6700万円(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751




