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3月9日の東京株式市場では、日経平均は4日続落し、前日比73.42円安の2万4717.53円で取引を終えた。前日までの急ピッチの下げに対する買い戻しの動きで、一時は2万5000円台を回復する場面があったものの、ウクライナ情勢を巡る不透明感は根強く、引けにかけてリスク回避の動きが強まった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エイベックス<7860>やDeNA<2432>、コナミHD<9766>などが買われた。エイベックスは、東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を2460円から2530円に引き上げたことが市場の関心を集めたようだ。
また、KADOKAWA<9468>が3日ぶり、カプコン<9697>が5日ぶりにそれぞれ反発し、ネクソン<3659>やエイチーム<3662>などもしっかり。
半面、ギークス<7060>やエクストリーム<6033>の下げがきつく、周辺株ではSHIFT<3697>が反落して終値ベースで11営業日ぶりに2万円台を割り込んだ。
大手ゲーム株では、バンダイナムコHD<7832>が5日続落とさえない。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860