3年ぶりのリアル開催となった「AnimeJapan 2022」会場の模様をレポート 「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「SPY×FAMILY」など人気作が揃い踏み

2022年3月26日、27日の2日間、東京ビッグサイトにて「AnimeJapan 2022」が開催される。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、実に3年ぶりのリアル開催となった今回のAnimeJapan。会場には約70の企業・団体が出展したほか、恒例のRED・GREEN・BLUEという3種類のステージも展開し、2日間に渡り多彩な作品のイベントが行われる。

ポニーキャニオンやKADOKAWA、エイベックス・ピクチャーズといったメーカーは、自社ブースでも独自のステージイベントを展開。ポニーキャニオンは『東京リベンジャーズ』、KADOKAWAは『盾の勇者の成り上がり』、エイベックスは『おそ松さん』など、各社の代表作に関するイベントを行った。
またNBCユニバーサルブースではステージイベントに加えて、アニメ音楽事業30周年を記念しての年表などを展示。ワーナーブラザースジャパンは『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』プロモーションDISCの配布を行い、こちらも人気を集めていた。ビジュアルカードが手に入る巨大ガチャガチャも大きなインパクトを与えていた。

展示に重きを置いたブースを展開したのはアニプレックスやバ東映アニメーション、TOHO animationなど。アニプレックスは『鬼滅の刃』を筆頭に、同社が関わる作品が一同に集結。東映アニメーションは現在放送中の『デリシャスパーティ♡プリキュア』や『デジモンゴーストゲーム』、そして今後公開を控える映画『ドラゴンボール超』も存在感を放った。

そしてTOHO animationは『呪術廻戦』や『弱虫ペダル』『Dr.STONE』といった人気作の展示が惜しみなく登場。4月からの放送を予定している『SPY×FAMILY』の展示も大々的で、期待の高さが伺えた。

Netflixやdアニメストアといった配信サービスも独自のブースを展開。Netflixは自宅のリビングをイメージしたステージを設置し、配信するアニメ作品のイベントを行った。dアニメストアは「あなたの人生を変えたアニメ総選挙」の結果発表を展示。さらにコロナ禍を反映して、ウェットティッシュ配布するサービスも用意されていた。

アニメだけでなく、ゲームに関する展示も目立った。『Fate/Grand Order(FGO)』ブースではキャラクターのパネルやコスプレイヤー、きぐるみの撮影スポットに加え、“ストーム・ボーダー シアター”も人気を集めていた。シアターではストーム・ボーダーに乗り込む演出とともに、第2部 第5章および第6章の会場でしか見ることができないスペシャル映像が上映される。

スマートフォンやNintendo Switchで配信中の『Sky 星を紡ぐ子どもたち』も単独でブース出展。世界観を再現する展示に加え、ブースの一角にはファンがメッセージを残せるエリアも用意された。