サントリーや日清食品、販促や宣伝にソーシャルアプリを活用-2月7日付けの新聞記事(1)

 1月7日付けの日経MJは、日清食品やサントリーといった大手企業が、ソーシャルアプリを使った商品の販売促進に取り組み始めた、と報じている。  報道によれば、アプリのユーザーは、口コミで製品やサービスを紹介する傾向が強いだけでなく、SNS会員の4割強が継続的にアプリを使用していることから、広告や販促イベントの効果が高い、とのこと。  日清食品は、「モバゲータウン」の人気アプリ「行列のできるラーメン屋さん」で、「日清コラボヌードル博覧会」を開催。同社の製品をもとにユーザーがオリジナルラーメンを作る企画で、2週間で10万人が参加し、1万人弱が日清の携帯サイトに会員登録したという。  1人当たり獲得単価が通常のネット広告などの10分の1以下と費用対効果が大きかったようだ。今後は商品の蓋裏にゲームで使える限定アイテムのシリアルナンバーを記載するなど、商品購入につながるような連携を検討している。  また、サントリーHDは、「mixi」で「サントリーみんなのまち」を配信。ユーザーは「みんなのまち」の中に自分の「家」を開設し、友人の「家」を訪問する。「DAKARA」や「サントリーウーロン茶」など同社の商品に関連したクイズや宝探しを用意し、商品の知識や興味が高まるようにした,、としている。