【ゲーム株概況(6/13)】軟地合い下でブロックチェーンゲーム開発子会社の設立を発表のgumiが逆行高 1Qで上期利益予想を超過のユークスはS高
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6月13日の東京株式市場では、日経平均は週末を挟んで大幅続落し、前日比836.85円安の2万6987.44円と2万7000円台を割り込んで取引を終えた。5月の米CPI(消費者物価指数)が市場予想を上回ったことで、米国で積極的な金融引き締めが進むとの見方が広がり、リスク回避の動きが強まった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が難地合い下で逆行高した。gumiは、前週末10日に決算発表とともにブロックチェーンゲームの開発・配信を手掛ける子会社をシンガポールに設立すると発表したことが市場から材料視されているようだ。
また、ユークス<4334>もストップ高するなど異彩を放った。ユークスは、前週末10日に発表した第1四半期決算の利益が上期計画を大幅に超過していることが株価の刺激材料となっているもよう。
ほか、ガーラ<4777>が買われ、第3四半期決算は大幅な赤字計上となったものの、株価には既に織り込み済みとの見方が優勢となったエイチーム<3662>もしっかり。
半面、サイバーステップ<3810>は大幅反落し、coly<4175>やドリコム<3793>なども安い。
ANYCOLOR<5032>は、朝方に一時7200円まで買われる場面があったものの、前場引けごろからやや値を崩し、前週末の終値を下回る6200円でこの日の取引を終えた。
主力株では、サイバーエージェント<4751>の下げがきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334