WrapTagで「Avalancheサブネット」ベースの独自ブロックチェーンでテスト運用を開始



WrapTagは、6月24日、同社が開発するあらゆるアイテムをNFTにラップする新しいTag (WrapTag) で、パブリックブロックチェーン「Avalancheサブネット」の仕組みを活用し構築した独自のブロックチェーンにてテスト運用を開始した。

WrapTag(ラップタグ)は「ICチップに記録された書き換えができない固有のタグID」と「書き換えができない固有のNFT ID」を紐付け、ユニークである事を確立し、あらゆるアイテムをNFTにラップする新しいタイプのTag。

「Avalanche」のサブネットを活用したプロダクトかつAvascan (Avalancheのトランザクションを閲覧できるサイト)にも掲載された例としては国内初となる。

■Avalancheとは?
AvalancheはAva labsが主導で開発を行う独自のコンセンサス及びスマートコントラクト機能を備えたパブリックブロックチェーン。ネイティブトークンはAVAXで、1秒間に4500回以上のトランザクションを処理することができる。

また、AvalancheはイーサリアムのVirtual Machineに対応しているため、開発者はイーサリアムネットワーク上のアプリケーションをAvalancheに移植することができる。

■Avalancheのサブネットとは?
サブネットとは、Avalancheで構築された独自のネットワーク(ブロックチェーン)。

サブネットでは、独自トークンや手数料などの料金体系等を自由に設定できる。また、パブリックやプライベート型など、ブロックチェーンの形態を変更することもできる。

サブネットの活用は、WrapTagシステムにおけるNFT証明書の作成や転送などに伴う手数料の削減に役立つ可能性がある。WrapTagのネットワーク情報はAvascanにて閲覧可能。

【AVASCAN】
https://avascan.info/blockchain/wraptag/home

<WrapTag BLOCKCHAN カスタムRPCネットワーク情報>
Network Name: WrapTag
RPC URL:http://95.179.192.46:9650/ext/bc/21Z7pN9Z6VfmMo8jjhDQYyYJS5MB7MftZSuKrmenhmwADCWWJH/rpc
ChainID: 24052022
Symbol: WPT
EVM Compatible: Yes
Consensus: Snowman++
Detail: Avascan.info

【Faucet】
https://faucet.metheus.network

■WrapTagとは?
WrapTag(ラップタグ)は「ICチップに記録された書き換えができない固有のタグID」と「書き換えができない固有のNFT ID」を紐付け、ユニークである事を確立し、あらゆるアイテムをNFTにラップする新しいタイプのTag。

ユニークIDが刻まれたユニークトークンによってスマートフォン一つでアイテムの所有を証明でき、ユーザー間でのコレクション閲覧も可能となります。実物のあらゆるコレクターズアイテムとNFTを紐付け、デジタルコレクションとして管理、公開ができる。
タグに埋め込まれたICチップには、NFC近距離無線通信の技術を利用している。

Suica、PASMOなどの交通系ICに使われている技術と同じでスマートフォンをかざすだけで通信することが可能。