【ゲーム株概況(7/20)】『英雄伝説 暁の軌跡M』韓国版が事前30万人突破と発表のモブキャストHDがS高 ミクシィにも見直し買い
7月20日の東京株式市場では、日経平均株価は5日続伸。前日比で718.58円高の2万7680.26円でこの日の取引を終えた。米国FRBによる金融引き締めへの警戒感やインフレ懸念が後退し、ハイテク株を中心に買い戻しが入ったという。
こうしたなか、ゲーム関連株をみると、モブキャストホールディングス<3664>が後場に入って買いが入り、ストップ高まで買われた。子会社モブキャストゲームスが事前登録中の『英雄伝説 暁の軌跡 M(モバイル)』韓国版が事前登録者数30万人を突破したこと、7月27日よりサービスを開始すると発表したことが刺激材料となったようだ。
他方、『英雄伝説 暁の軌跡 M(モバイル)』のライセンス元である日本ファルコム<3723>については一時は1279円まで買われる場面があったものの、「いってこい」となった。
また、前日にモンストシリーズ最新作となるスマホアプリのオバケ蹴散らし"3+1"アクションゲーム『モンスターストライク ゴーストスクランブル』をリリースしたミクシィ<2121>は続伸。5日ぶりの反発となったが、引き続き見直し買いが入った模様。日本一ソフトウェア<3851>やドリコム<3793>、ネクソン<3659>、コロプラ<3668>も高い。
他方、ガーラ<4777>は反落。HTML5ゲーム『Flyff Universe』の登録者数が100万人突破したと発表したことを受けて前日は大きく買われたものの、この日は利食い売りに押された。テンダ<4198>やエディア<3935>もさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723