モバイルファクトリー<3912>は、この日(7月22日)、電通とエンターテインメント領域やスポーツ領域等におけるファンクラブ、ファンコミュニティを対象にしたNFT事業拡大に向けたパートナーシップ契約を締結し、「LIVE NFT」の提供を開始することを明らかにした。
今回、電通のファン心理を含めた“人"基点のクリエイティブとプランニングの専門性および顧客基盤ネットワークに、モバイルファクトリー子会社ビットファクトリーが配信する、NFTマーケットプレイス「ユニマ」およびNFTサービス構築支援プラットフォーム「ユニキス ガレージ」を組み合わせることで、NFT商品の戦略策定からNFTの発行・販売まで、NFTを通じた独自の事業機会とエンゲージメント向上の機会を提供するという。
これを通じて、コロナ禍の影響でファンとの交流や事業機会が減少しているエンターテインメント&スポーツ領域において、「プロセス=さまざまな生きた瞬間(LIVE)」のNFT化により、新たなエンゲージメントとビジネスを創出する。
芸術・芸能・音楽をはじめとするエンターテインメント業界やスポーツ業界において、クリエイターが創りあげた作品や選手が試合で生み出す感動的な場面に加え、創作過程や練習・オフの活動など完成や本番に至るまでの舞台裏である「プロセス=さまざまな生きた瞬間(LIVE)」をNFT化しファンクラブ会員に提供することで、クリエイターやプレイヤーの新たな事業機会と表現の場、ファンの新たなエンゲージメントの創出を目指す。
なお、電通が全体戦略デザイン、NFTコンテンツやエンゲージメントサービスを企画し、モバイルファクトリーが「ユニキス ガレージ」や「ユニマ」を利用してNFTの発行・販売を行うとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912