電通グループ、GeekOutと講談社クリエイターズラボと新レーベル「ROBMIX」始動…Roblox上で次世代クリエイター発掘・育成、IP創出を推進

電通グループ<4324>は、この日(7月3日)、GeekOut、講談社クリエイターズラボと協働で「Roblox」を通じた次世代クリエイターの発掘・育成と、新規 IP・コンテンツ開発やメディア MIX 展開を目的に、この協働プロジェクトを新レーベル「ROBMIX」を始動することを明らかにした。

電通グループは昨年、世界中のオンライン・ソーシャルプラットフォームで創作コンテンツをシェアする次世代クリエイターを支援する「House of Creators」を開始した。その第1弾は Roblox 社をパートナーとして推進しており、「ROBMIX」はこの一環の施策となる。

「ROBMIX」は、誰もがクリエイターになれる次世代のエンターテインメント潮流の先駆けとなるため、Robloxに集う次世代のコンテンツクリエイターと日本IPとの共創をテーマに活動する。幅広いネットワークとビジネスプロデュースを強みとする電通を擁する同社グループは、GeekOut と講談社の持つケイパビリティや事業アセットを活用することで、主に4つの取り組みを展開する。

1. 新規 IP の開発:
Roblox を中心としたコンテンツ開発および新規 IP(作品/キャラクター/世界観/マンガ)の創出

2. 既存 IP の Roblox 上の展開:
既存 IP コンテンツを Roblox に最適化し、新たなエクスペリエンスとして展開

3. クリエイター支援:
Roblox 以外のプラットフォームで活躍するゲームクリエイターの新たな活躍の場として、Roblox 上でのコンテンツ開発の機会・環境の提供

4. Roblox エクスペリエンスのメディア MIX 展開:
Roblox で既に人気を博している IP のマンガ化、絵本化、グッズ化など、プラットフォーム外における多様なメディア MIX 展開

Roblox のユーザーは約1億人となり(全世界のデイリーアクティブユーザー)、自らのアバターを通じて友人や世界中のプレイヤーとリアルタイムに交流している。また、Roblox 上の膨大な数のバーチャルエクスペリエンス(コンテンツ)を探索し、ゲーム、冒険、学習など多種多様なコンテンツ等を楽しんでいる。

これらのエクスペリエンスは、世界中に存在する数百万人の次世代コンテンツクリエイターによって自発的に開発されており、Roblox ならではのゲームやバーチャル空間を自由に制作できる独自性が、継続的なイノベーションとコミュニティの成長を実現している。

電通グループは、本プロジェクトを通じて、エンターテインメントビジネスの更なる興隆に貢献すると共に、ひとりでも多くの次世代コンテンツクリエイターが世界中でより多くの熱狂を社会に生み出していくことを推進していく。また、引き続きテクノロジーとクリエイティビティの交差点から生まれる新たな表現を通じて、次世代を担う才能の育成・支援に取り組んでいく。

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