DMM Bitcoin、22年3月期決算は売上高11%減の59億円、営業利益57%減の14億円 レバレッジ規制後に顧客取引高の水準が50%低下
仮想通貨取引所「DMM Bitcoin」の運営を行うDMM Bitcoinの2022年3月期(第6期)の決算は、売上高59億8900万円(前の期比11.4%減)、営業利益14億2900万円(同57.0%減)、経常利益14億2800万円(同56.6%減)、最終利益9億7400万円(同56.7%減)と大幅な減益だった。顧客口座数は30万8882(同36.0%増)、顧客の預かり資産は444億2100万円(同16.0%増)だった。
・売上高:59億8900万円(同11.4%減)
・営業利益:14億2900万円(同57.0%減)
・経常利益:14億2800万円(同56.6%減)
・最終利益:9億7400万円(同56.7%減)
事業面では、年間新規口座獲得数や年間取引済口座増加数、月間のべ取引者数については、指標水準をほぼ達成したものの、レバレッジ規制の経過措置後において、レバレッジ倍率の改定水準と比例して、ボラティリティー水準に対する顧客取引高の水準が概ね50%程度低下する状況が把握される中、同社においては、市場リスクを最小限としつつ、取引高マージン率の改善と安定化により、レバレッジ規制後の取引高低迷への対応を実施してきたという。その一方、相場状況への依存度が高い点については、同社のビジネスモデルにおける課題であるとの認識の上で、継続的な収益事業の安定化を図っていく、としている。
なお、業績推移は以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 合同会社DMM.com
- 設立
- 1999年11月
- 代表者
- 最高経営責任者 亀山 敬司
- 決算期
- 2月