カヤック<3904>は、Nintendo Switch用ソフト『スーパー野田ゲーWORLD』を7月28日に発売した。価格は1600円(税込)。お笑いコンビ、マヂカルラブリーの野田クリスタルさんが総監督となり、「ことばのパズル もじぴったん」の生みの親で、カヤック所属のゲームクリエイター後藤裕之氏がクリエイティブディレクターとして開発に参加した。資金も素材もクラウドファンディングで調達したユーザー共創型ゲームとなる。「世界」をテーマにした本作はオンライン対戦機能を搭載している。
本ゲームは昨年、販売本数約10万本を記録した「スーパー野田ゲーPARTY」の続編で、前作に引き続き資金も素材もクラウドファンディングで調達。前作の3倍以上、約4245万円の出資額を集め、5254人もの出資者から寄せられた3000点以上の素材を活かしてゲームを開発した。
さらに今作では、人気お笑いコンビの千鳥・ノブさん、AKRacing社、Cygames社が100万円以上を出資、出資者をモチーフにしたゲームを制作。アクションゲーム「信 ~NOBU~」、ゲーミングチェアを使ったレーシングゲーム「Ashi Kogi Racing」、イカサマありのカードゲーム「邪道バース」など、話題作が目白押しとなっている。
「スーパー野田ゲーWORLD」のラインナップ紹介
今作では「世界進出」をテーマに、オンライン対戦機能を追加しパワーアップ。「M-1グランプリ2020」でマヂカルラブリー優勝時のネタをモチーフにし、前作で話題を博した「つり革」では20人同時にオンライン対戦が可能になり、遠くにいる友だちと野田ゲーで一緒に遊ぶことができる。そのほか、高橋名人とコラボした「The 連射」や、マヂカルラブリー村上さんが出演する「やせちゃうよ?」など、新作も目白押し。前回以上に、笑いと面白さにこだわった内容となっている。ゲームは発売当初13本の超おもしろゲームを収録、後日アップデートで計20本を収録予定。
収録ゲーム紹介
【対戦ゲーム】
みんなのつり革
M-1グランプリで披露したネタ「つり革」がオンライン対戦に対応!最大20人で対戦プレイができる。トンネルや傾斜などの仕掛けも追加。今作では国内外の約40路線からステージ選択ができる。
邪道バース
イカサマできるカードゲーム『邪道バース』。Cygames社に出資をしてもらい、『シャドウバース』をパロディーにした。「カードをこっそり2枚引く」「相手の体力を奪う」など、手を操作しながらバレずにイカサマを行う。イカサマを指摘するとペナルティを受ける。
ナガイアス
横スクロールのシューティングゲームの長い長いステージが、なんと1画面に収まった形に。スタート地点から最後のボスをいきなり狙うこともできる。2人プレイは、お互いのに撃ち合う対戦形式。
【1人プレイゲーム】
信 ~NOBU~
千鳥ノブさんが出資によって誕生した、ノブが主人公として活躍する、異世界を舞台にしたアクションゲーム。ダメージを受けると「ヨロイ姿」→「パンツ一丁」と弱体化。さまざまな敵やギミックを攻略し、クリアを目指す。
【対戦ゲーム(オフライン)】
Ashi Kogi Racing
ゲーミングチェアでおなじみ、AKRacingの出資によって誕生した、椅子に座って進むレースゲーム。タイミングよく地面を蹴ったり、空気抵抗を減らすためにリクライニングを駆使しながら、サーキットや山道などのコースを駆け抜ける。
The 連写
あの高橋名人とコラボした、ひたすら連射の速さを競うゲーム。制限時間内に、より多くボタンを連射できた方が勝ち。高橋名人(COM)と対戦することもできる。
やせちゃうよ?
放っておくとどんどん痩せていく、マヂカルラブリー村上さんの口に、食べ物を運ぶゲーム。食べ物ではないものを食べさせると、さらに痩せちゃうので、要注意。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904