【ゲーム株概況(7/29)】1Q好決算を材料にドリコムがS高 東映アニメは1Qの利益率低下が嫌気されて売られる 外資が格下げのカプコンは3日続落に
-
7月29日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに小反落し、前日比13.84円安の2万7801.64円で取引を終えた。為替が1ドル=132円台まで円高方向に振れたことで、輸出関連株を中心に売り物が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ドリコム<3793>がストップ高した。ドリコムは、前日28日に発表した第1四半期決算が2ケタ超の増収増益となるなど好調だったことが素直に評価される形となったようだ。
また、前日急落したサイバーエージェント<4751>が反発し、アピリッツ<4174>やenish<3667>なども買われた。
半面、前日ストップ高まで買われていたワンダープラネット<4199>が大幅反落し、gumi<3903>やユークス<4334>も反落した。
東映アニメ<4816>は、第1四半期決算において売上高が四半期として過去最高を記録したものの、利益率の低下で営業利益は減益となったことが嫌気されて売られた。
カプコン<9697>は前日の岩井コスモ証券による格下げに続き、UBS証券も「Buy」から「Neutral」へと格下げしたことが嫌気され、3日続落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816