サイバーステップ<3810>は、本日(8月15日)、『BLACK STELLA』の著作権および商標権を継承したシナリオ制作会社オルクスとともに、『BLACK STELLA』を用いた完全新作のゲーム開発および運営を行うことを発表した。
『BLACK STELLA』発表当初より参加しているクリエイター、そしてそのファンが楽しんでもらえるゲームを実現すべく、サイバーステップではゲーム開発の体制を整え、企画からバトルの演出の試作なども含め開発を進めていく。
▼『BLACK STELLA』開発初期戦闘イメージ映像
※上記は開発初期段階のイメージ映像。
■株式会社オルクスのコメント
この度株式会社オルクスは、株式会社フジゲームズ様から著作権並びに商標権を継承したことをご報告いたします。弊社はシナリオ受託会社として、本作の企画当初から多くのクリエイターと共に関わらせていただいておりました。しかしながら、受託会社という立場上、シナリオの納品以降に関しては発注会社(著作権保有会社)にお任せするほかありませんでした(多少の口出しや監修などは除く)。
作品は「多くの人の目に触れる」機会を得てはじめて成立するものです。制作費用さえ払えば表に出ずとも良しとなるものでは決してありません。その意味で受託会社として数年前の最初の開発中止の後、前作の企画が再始動したという話はとても喜ばしいものではありました。
しかしながら、その結果は言葉を濁さず言えば、期待してくださった方々の信頼を裏切るものとなったと考えております。
著作権・商標権を弊社が引き継いだことで、前作の継続・中止、他座組での再リリースなどの検討を並行して行っておりましたが、サイバーステップ様の再チャレンジへの意気込みに感銘を受け、ともに作品を「多くの人の目に触れる」ものとして作り上げていく選択をするに至りました。本プロジェクトの肝となる「シナリオ」を楽しんでいただくため、今までお任せせざるを得なかったところも(許される限りは)口を出していく所存です。
最後にユーザー様へ。皮肉なことに本作の世界観の如く「今再び死に戻る」本作になってしまいましたが、より楽しめる作品づくりのため、いま改めてお時間頂けますよう何卒ご容赦いただけますと幸いです。
株式会社オルクス 『BLACK STELLA』担当 村上 弘明
■サイバーステップ株式会社のコメント
『BLACK STELLA』は多くのクリエイターが参加し、進められていたプロジェクトであり、当社としても最大限の貢献を目指して開発に携わっておりましたが、前作では多くの皆様の期待を裏切る結果となってしまいました。このたび、株式会社オルクスからもう一度チャンスを頂き、サイバーステップ単独による開発の機会を与えていただきました。サイバーステップとして多くのクリエイターの方々、開発の現場に携わっているデザイナ・エンジニア、そして『BLACK STELLA』に関心を持っていただいている皆様のご期待に今度こそ応えるべく、企画当初の魂を持ちながら、全く新しい、そして楽しい『BLACK STELLA』をお届けすることをお約束いたします。
サイバーステップ株式会社 代表取締役社長 佐藤 類
◆サービス概要
タイトル:BLACK STELLA(未定)
プラットフォーム:iOS、Android
リリース予定:2023年春
▼『BLACK STELLA』とは
『BLACK STELLA』は、豪華クリエイター陣による重厚なシナリオと個性豊かなキャラクターで描かれる世界観を楽しむことができるゲームとなっている。
◆クリエイター陣
・世界観設定
鈴木貴昭「ガールズ&パンツァー」
・メインシナリオ
丸戸史明「冴えない彼女の育てかた」
長月達平「Re:ゼロから始める異世界生活」
稲葉義明「ルガルギガム」
※その他、多数のライターがシナリオに参加
・キャラクターデザイン
おぐち
◆導入ストーリー
1999年に発生した謎の大爆発を皮切りに、次々と東京に振りかかる大災害の連続。ついには港区を丸ごと飲み込む巨大な"穴"から出現したマモノが、人々を襲い始めた……。
そして2049年―東京は日本から、世界から隔絶された。
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会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810