bitFlyerのIEO事業第2弾はHashPaletteのゲーム内トークン パートナー選定理由に業界のリーディングカンパニーとして高く評価【記者発表会】



bitFlyerは、9月1日、IEO による資金調達の第2弾としてHashPaletteとの契約を締結を発表した。HashPalette は日本初のファンタジーアドベンチャー型 Play to Earn ブロックチェーンゲーム「ELF Masters」内のトークン「ELF」の発行、bitFlyer は「ELF」の受託販売を目指す。

あわせて「ELF Masters」のリリースは9月16日であることも明らかになった。

IEO は企業やプロジェクト等の発行体がトークン発行によるコミュニティの形成・強化や資金調達を、暗号資産交換業者が主体となってプロジェクトを審査し、暗号資産取引所を通じてトークンの販売を行う仕組みとなる。トークンの販売による資金調達だけではなく、コミュニティ形成・強化を狙える。

「ELF Masters」のゲーム内エコシステムは、運営元である HashGames とユーザーの間でトークンと NFT が循環するシステムとなっている。

ユーザーは⾃⾝の所有するNFTを使⽤し、ゲームプレイを通じてトークンを獲得することが可能です(P2Eリワード)。また、ユーザー間でマーケットプレイス上で NFT を売買したり、NFT を保有していないユーザーに貸し出すことも可能な設計となっている。

長期的には、ユーザーがゲームを楽しみながらELF Masters の経済圏に貢献し、⾃発的にプロジェクトが拡張する構造を実現する。

ELF Masters を共にプレイするコミュニティやゲームギルドが結成されることにより、ゲームの垣根を超えたユーザー同⼠のコミュニティ構築を⽬指している。

ゲームリリースの初期段階では、PLT がゲームの中で獲得できる報酬として使⽤されるものの、段階的にELF Masters 独⾃のゲームトークンに代替していくという。



■P2Eエコシステム
また、 長期的には、 ユーザーがゲームを楽しみながらELF Mastersの経済圏に貢献し、 自発的にプロジェクトが拡張する構造を実現します。 ELF Mastersを共にプレイするコミュニティやゲームギルドなどが結成されることにより、 ゲームの垣根を超えたユーザー同⼠のコミュニティ構築を目指す。





本日(9月1日)に実施した発表会では、HashPalette代表取締役CEO吉田世博氏は、 bitFlyerとの契約について「これまで様々な領域での挑戦、業界のリーディングカンパニーである」ことを挙げ、同社とはこれまでも長く業務を行っており信頼できるチームであると高く評価していた。

なお今回のIEOにおいての資金調達規模については「まだ公開できる内容はない」としながらも、「過去に行ったパレットトークンのIEOを超えたい」と同氏はその意欲を語っていた。

今回HashPaletteにとっては、2度目のIEOとなる。これまでの知見はかなり活かされたとのことだ。当時は担当者と1年以上に渡り毎週打ち合わせを行い、暗号資産取引所や弁護士、専門家らとかなり密に協力を行っていたという。

加えて2022年に入ってからは、web3分野が注目されたこともあり、暗号資産の期末時価評価課税に関しての議論も上がり、金融庁や経済産業省も含めて税制の見直しが求められるなど、外部環境が大きく変化しつつある状況についてもプラスに働き「前向きにスキームを組めた」とした。(吉田氏)

またbitFlyerの新規事業 開発部副部長 大和氏は、国内でのトークン発行手段について「IEOか国外で発行し、国内で上場させる。初期対象を日本にするならIEOが近道。今後IEOは新しい資金調達の手段で、コミュニティや新しい経済を作る手段になると思う。」とコメントした。

なおbitFlyerは、先週に引き続きIEO事業についての契約を発表<関連記事>。2週に渡ってのIEO事業の発表となった。bitFlyer 代表取締役の関氏は「引き続き議論を進めている」とし、今後も新たな契約を行っていく姿勢を示した。

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