『ヘブンバーンズレッド』公式番組「ヘブバン情報局 Vol.25」の発表内容をレポート! 10月は2本のストーリー更新&11月に向けて「カメラ操作ありの3Dフィールド」を開発中!
Wright Flyer StudiosとKeyは、9月15日、『ヘブンバーンズレッド』(以下、『ヘブバン』)において、公式YouTubeチャンネルにて公式番組「ヘブバン情報局 Vol.25」を放送した。本稿では、番組内容をレポートとしてお届けしていく。
まずは毎週ペースで行われている楽曲販売について、本日(9月15日)より、「Goodbye Innocence」のダウンロード販売を開始している。現在、iTunes Storeの売上ランキングで1位を獲得しており、ユーザーからも好評なようだ。
次に、本日(9月15日)~18日の期間に開催している国内最大級のゲームの祭典「東京ゲームショウ2022(TGS2022)」にて、トイズ・プランニングのブースで『ヘブバン』×アトレ秋葉原のコラボグッズなどを販売する。
▲こちらのグッズは9月末よりオンラインでも受注販売を行う。
また、同ブースでは10月中旬よりオンラインにて受注販売を開始するグッズの展示も行っているという。これらのグッズを取り扱うサイトの詳細については、追ってトイズ・プランニングの公式サイト、公式witterにてお知らせする。
さらに、『ヘブバン』公式プレイガイドがKADOKAWAより10月31日に発売決定。メインストーリー第四章前編までの攻略情報が掲載されているほか、表紙はゆーげん氏の描き下ろしとなっている。また、56ページにもおよぶ小冊子「セラフ部隊員データリスト」が付属しているとのこと。
ゲーム外の展開として最後に、ブシロードが展開するトレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」に『ヘブバン』が参戦することを発表した。『ヘブバン』リリース1周年の記念日となる2023年2月10日より、トライアルデッキとブースターパックを発売する。
「ヴァイスシュヴァルツ」は、アニメ・ゲーム・漫画作品が参加しているトレーディングカードゲーム。120種類以上の作品が参加しており、自分のお気に入りのカードで対戦したり、コレクションしたり、"リアル"で遊べることが魅力のカードゲームとなっている。
続いて、本日(9月15日)より新たに登場した「SS[君のUnisono] 華村詩紀」「SS[疾風迅速滅亡の狼煙] 松岡チロル」「S[或る少女の物語] 樋口聖華」を実機プレイで紹介した。
■SS[君のUnisono] 華村詩紀(CV:時澤香保里さん)
▲専用スキルは、敵を攻撃しながら全体の闇属性スキル攻撃力を上げることができる「小鳥たちへのシンフォニー」。通常のバフスキルとは異なり、攻撃がベースとなっているため、「エンハンス」などのように並び順に関係なく先に発動することはないとのこと。
■SS[疾風迅速滅亡の狼煙] 松岡チロル(CV:小島ゆいさん)
▲専用スキルは、自身のクリティカル率を上げながら敵全体を爆発に巻き込む10連撃を繰り出すことができる「必滅!ヴェインキック」。打属性では珍しくOD(オーバードライブ)ゲージが溜めやすいスタイルとなっている。
■S[或る少女の物語] 樋口聖華(CV:山根綺さん)
▲今回のSスタイルで新たに登場したスキル「リサイクル」は、ダメージに応じて自身のDPを回復することができる。
最後は「今後のアップデート情報」について。「直近の運営情報」と「新規開発」の2面から情報を公開した。
【直近の運営情報】
まずは直近の施策として、キャラを育成しやすい環境を用意しつつ、新規コンテンツを追加していく期間となっているという。
その中で、まずは明日(9月16日)より、「シルバーウィークキャンペーン」を順次開催することを発表した。
●SS1.5倍!シルバーウィーク記念ガチャ
「SS1.5倍!シルバーウィーク記念ガチャ」は、SSスタイルの出現確率が1.5倍となっているガチャ。開催期間は、9月17日~9月26日10:59まで。
●シルバーウィークスペシャルログインボーナス
明日(9月16日)より開催される「シルバーウィークスペシャルログインボーナス」では、10日間ログインすることで「ライフストーン」を計50個入手できる。
●シルバーウィーク記念 強化育成キャンペーン
さらに、「シルバーウィーク記念 強化育成キャンペーン」では、ミッションを達成することで育成に役立つ豪華な報酬を用意している。キャンペーン開催期間中にゲームをプレイすることで効率的にキャラの育成を進められるようになっている。なお、報酬の詳細は以下の通り。
▲中々集めにくい「ダイヤモンド」を計55個入手できるのは嬉しいところ。戦力の強化も見込めるので「アクセサリ錬成」にまだ挑戦したことがない方は、これを機にチャレンジしてみよう。
次に、明日(9月16日)11:00より、異時層として第三章 Day14に「フィーラー」が登場する。こちらはかなりの高難度コンテンツになっているとのこと。
また、翌週9月23日11:00~10月17日10:59の期間、異時層に「スキルガイド」を追加するキャンペーンを実施することも発表した。各異時層をクリアすることで「ノルドシュトロム結晶」に加えて「スキルガイド」が1個ずつ手に入るようになる。
そして、9月23日11:00より、「記憶の庭」に新たなオーブボスが登場する。今回のオーブボスからは、自身の防御力を少し高められるスキル「プロテクション」を覚えられる「防護のオーブ」が手に入る。なお、オーブスキルは「こんな戦略があるんだ」「ここで使えるんだ」という試行錯誤を楽しんでもらうことをコンセプトに設計しているという。
●秋の二大ストーリーイベント開催!
「秋の二大ストーリーイベント」と題して、まずは9月30日より「新ストーリーイベント」を開催。こちらは毎月更新されているストーリーイベントの形式と同様のものとなっている。なお、今回のプレイ条件は「第二章クリア」となっている。今回のストーリーイベントでは多くの方が見たいであろうキャラをフューチャーしているとの話で、次回の放送にてプロモーションムービーを公開するとのこと。
さらに、10月中旬より新たなカテゴリのストーリー「断章」を追加する。「断章」のボリューム感はストーリーイベントと同量で、期間限定ではなく常設されるのでいつでも楽しめるとのこと。なお、ストーリーの時系列の関係上、「第四章前編クリア」がプレイ条件となっている。「断章」でフューチャーされるのは意外なキャラになっているとの話だった。
そのほか、ストーリー公開に合わせて特別なログインボーナスなどを検討しているとのこと。こちらも詳細は次回の放送にて公開する。
【新規開発】
ここからは、『ヘブバン』がより遊びやすく、より多様に楽しめるように開発を進めている新たな機能についての展望を紹介。
まずは9月末にバトル周りの改善を実施。ユーザーから要望があった意見の中から以下のものを実装予定。
続いて、より育成を進めやすい環境を構築するために行っている開発について紹介した。
▲こちらのグラフは、この2ヶ月間でのアクティブユーザーの戦力分布の変化を表したもの。青い部分が7月13日、赤い部分が9月13日時点での戦力分布となっており、全体的に育成が進んできていることが分かる。
上図の結果から、12000~13000の壁を超えられるよう施策を展開していくという。例として、プリズムバトルLv.10はクリアできるが、オーブボスや異時層に苦戦しているという方々に向けてより育成しやすい環境を整えていきたいとの話だった。
その中で、まずは表示面でHOME画面の改善を行っていく。強化・育成コンテンツが増えてきたため1ヶ所にまとめている。また、先の話にはなるが、次にどのコンテンツをプレイするべきか、オススメコンテンツの表示なども考えているとのこと。
その後は、10月下旬にS・SSスタイルに新たなアビリティの追加を予定している。新たなアビリティには、スキルに関わる効果を持つものを考えているとのこと。また、解放のための素材は「記憶の迷宮」クリア後に解放される新たなダンジョンで手に入る。こちらのコンテンツは、オーブボスや異時層に挑戦する際に、育成の道標になるように設計していく予定となっている。
そのほか、育成に役立つ仕組みとして11月に省電力モード対応の新たな周回コンテンツ(アリーナとは別)を用意する予定。報酬は各種強化素材や宝石を検討しており、プライベートが忙しいときなど、ライフサイクルに合わせて利用してもらいたいと展望を語った。
そのほか、育成以外の部分でも楽しめるよう少しずつ新しい仕組みを用意しているという。その例として、表示面でイベント選択画面のリニューアルを行うことを発表した。既に体験しているイベントとまだ体験していないイベント、報酬が残っているかなどが一目で分かるようになっている。なお、画面は開発中のもののため実装時には異なる可能性がある。
▲一覧性が良くなることで、まだ読んでいないものがパッと分かるなど、ストーリーを体験する喜びを向上させていきたいとのこと。
また、今後のアップデートに関してユーザーから容量を心配する声も挙がったが、こういったゲーム系の改善に関しては容量が大きく変わることはないので安心してほしいとのこと。新規フィールドやボイスの追加で容量が増えるため、実験的に容量を減らす施策として、一度クリアしたストーリーのアセットを削除するといった対策を検討しているとの話もあった。
最後に、11月に向けて「カメラ操作ありの3Dフィールド」を開発しているという。こちらはまずイベントストーリーから、コンパクトな地形を実装するところからスタートしていきたいとのこと。
▲放送では実際に制作したアイデアメモを公開した。
さらに、「カメラ操作ありの3Dフィールド」に関して実機映像も公開。ストーリー体験に没入してもらうため、余計なコントローラー表示などは増やさずシンプルなUIのまま、なるべくスマホで直観的に操作できるように開発しているという。また、目的地が表示されるなど、ストレスがない形で探索の楽しみを感じてもらえることを大事に制作を進めていると明かされた。
なお、「カメラ操作ありの3Dフィールド」が実装されても今後全てがそうなるわけではなく、良い場面で採用することによってストーリー体験を向上させることを目的としていると開発の意図を説明した。
さらに、1周年に向けても新しいチャレンジを試みているとの話だったので今後の『ヘブバン』にも大いに期待が持てそうだ。
▲放送の終盤では、9月29日発売の「リスアニ!Vol.49.2 Key音楽大全」でKey特集が実施されていることも発表された。本誌では、麻枝准氏が選ぶ音楽作品50枚なども掲載されており、麻枝氏のルーツを垣間見られるなど、かなり読み応えがある内容となっているようだ。
次回は9月29日20時より、「ヘブバン情報局 Vol.26」の公開生放送を予定している。
(文・編集部:山岡広樹)
■『ヘブンバーンズレッド』
(c)WFS Developed by WRIGHT FLYER STUDIOS (c) VISUAL ARTS / Key
会社情報
- 会社名
- 株式会社ビジュアルアーツ(Key)
- 設立
- 1991年3月
- 代表者
- 代表取締役 馬場 隆博
- 決算期
- 6月
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太