【レビュー】『ポケモンユナイト』に参戦した「ドードリオ」の使用感をお届け! ゴールを3回に分けて入れられる唯一無二の特徴を持ったポケモンに!
ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、9月15日より、新たなポケモン「ドードリオ」を追加した。
本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。
▲ドードリオは近接・スピード型。高い戦闘能力を持ち、スピードを活かした攻撃やゴールが得意。
▲ゲーム開始時はドードーの姿で始まり、レベル5でドードリオに進化する。
ドードリオは3回目の通常攻撃が強化攻撃となり、3つの頭で連続攻撃をする。ダッシュゲージが満タンになったあとの通常攻撃は、ダッシュゲージを全て消費し、進行方向へ突撃して攻撃する。突撃する通常攻撃が命中すると、全てのわざの待ち時間が短くなる。
特性は「にげあし」で、周囲に相手のポケモンがいるとき、移動速度が上がる。移動するとダッシュゲージがたまっていき、ダッシュゲージが満タンになると移動速度が上がり、走り出す。移動速度が一定の速さを下回ると、ダッシュゲージは急激に減少する。ドードーのときは、所持しているエオスエナジーを2回に分けてゴールに入れる。ドードリオに進化すると、所持しているエオスエナジーを3回に分けてゴールに入れる。
ここからは覚えるわざを紹介していく。まずは最初から使える「つつく」と「でんこうせっか」について。序盤は攻撃力が高い「つつく」を主軸に、野生ポケモンのKOを狙ったり、相手のポケモンとの競り合いを制したい。移動も兼ねられる「でんこうせっか」は、リキャストが10秒と長めに設定されているため、退避用に残しておきたい。気を付けておきたいのは、どちらのわざもドードーが向いている方向に発動するということ。わざの発動方向だけを変えることができないため、操作にはやや慣れが必要となっている。
●つつく
リキャスト:5秒
わざ種別:近接
向いている方向へ移動しながらくちばしで攻撃する。ダッシュゲージが満タンのとき、向いている方向へ突撃しながらくちばしで攻撃する。このわざを使用した後、ダッシュゲージは0になる。
●でんこうせっか
リキャスト:10秒
わざ種別:ムーブ
向いている方向へダッシュし、移動速度が少しのあいだ上がる。相手のポケモンにぶつかるとダメージを与え、このわざの待ち時間も短くなる。
次に、レベル5でドードリオに進化するタイミングで「トライアタック」か「ドリルくちばし」を覚えられる。「トライアタック」は相手の能力を低下させる効果を3種の中からランダムに与えられる。また、ダッシュゲージをためてから放つことで近距離だけでなく中距離をメインに戦うこともできる。一方、連続でダメージを与えられる「ドリルくちばし」は、ダッシュゲージをためてから放つことで相手をつきとばす妨害の効果も付く。どちらのわざもダッシュゲージをためてから放つことで強力なわざに変化するため、押し引きのタイミングが重要なポイントとなっている。
●トライアタック
リキャスト:1秒
わざ種別:近接
前方の扇形の範囲へくちばしで攻撃してダメージを与える。相手のポケモンへ「攻撃が下がり、一定時間ダメージを受ける効果」「攻撃速度が下がる効果」「移動速度が下がる効果」のいずれかの効果をランダムで1つ与える。ダッシュゲージが満タンのとき、指定方向へ赤色、青色、黄色の3つの弾をとばしてダメージを与える。相手のポケモンに命中した弾の色に応じた効果を与える。このわざを使用した後、次の通常攻撃で追加ダメージを与えられ、自分はHPを回復するようになる。わざの最大保有回数は2回。アップグレード後は、このわざを使用した後の通常攻撃でより多くのHPを回復するようになる。ダッシュゲージが満タンのとき、このわざの待ち時間がさらに短くなる。
●ドリルくちばし
リキャスト:7.5秒
わざ種別:近接
向いている方向へ移動しながらくちばしで攻撃して連続でダメージを与える。ダッシュゲージが満タンのとき、向いている方向へダッシュしながら連続で攻撃し、命中した相手のポケモンにダメージを与え、つきとばす。このわざを使用した後、ダッシュゲージは0になる。アップグレード後は、待ち時間が短くなる。相手のポケモンにこのわざを命中させると、与えたダメージに応じて自分のHPを回復する。
続いて、レベル7になることで「こうそくいどう」か「とびげり」を覚えられる。ダッシュゲージをためやすくなる「こうそくいどう」は、「でんこうせっか」と異なりダメージを与えたり移動を兼ねられない点に注意。瞬時に近づいたり離れたりできるわざではないため、相手とお見合いの状況になった際などに有効に使用できる。わざを2回まで保有できる「トライアタック」なら効果中に複数回ダッシュゲージをためた状態で使用できるのが強みとなる。また、相手のポケモンや障害物に飛びつくことができる「とびげり」は、相手との距離を一気に縮められる点に優れている。相手のポケモンに飛びついた後に奥側に着地して、ダッシュゲージをためた「ドリルくちばし」で相手を手前に引っ張るようにすれば、相手を逃がさずKOすることができる。
●こうそくいどう
リキャスト:10秒
わざ種別:能力上昇
妨害無効の状態になり、ダッシュゲージもたまる。その後、移動速度が少しのあいだ上がり、ダッシュゲージが早くたまるようになる。アップグレード後は、わざを使用したときにダッシュゲージが満タンになる。
●とびげり
リキャスト:8秒
わざ種別:ムーブ
向いている方向へとびかかって攻撃する。相手のポケモンや障害物に命中すると、ダッシュゲージがたまる。相手のポケモンに命中したときは、追加でわざの待ち時間が短くなる。相手のポケモンや障害物に命中すると、そのまま対象を飛び越え、着地と同時に地面を踏みつけて、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、少しのあいだ移動速度を下げる。アップグレード後は、ジャンプした後に地面を踏みつけたとき、範囲内にいる相手のポケモンにダメージを与え、行動できなくする。
最後に、ユナイトわざ「鳥突猛進」について。指定する位置はかなり離れた場所まで設定可能。乱戦の際にも、妨害無効で相手陣の中に無理矢理入っていける点が強みとなっている。シールドは得られるものの、ドードリオ自身の耐久値は高くないため、「鳥突猛進」での突き飛ばしを起点に味方の強力なわざで敵を一網打尽にしたい。また、指定した位置に到達したあとはダッシュゲージが速くたまるため、予めわざを残しておくことと、相手の距離感を意識した立ち回りが大事だ。
●鳥突猛進
わざ種別:ムーブ
指定した位置までダッシュで走り抜ける。走っているあいだは妨害無効の状態になる。ダッシュの途中でぶつかった相手のポケモンにダメージを与え、つきとばす。指定した位置に到達したあとは、少しのあいだ攻撃が上がり、シールド効果を得る。ダッシュゲージも少しのあいだ速くたまるようになる。
今回、ドードリオを使用してみて感じたのは、移動やゴールにこれまでのポケモンにはない特徴が備わっているということ。相手チームとの1対1が発生しやすい現在の環境では正直、使い方が難しいポケモンとなっているが、ゴールに軸を置いた戦略や環境が変われば唯一無二のポケモンになれる可能性がある。特に、エオスエナジーを3回に分けてゴールに入れられるという点は、時間も3分の1で1回のゴールが決まる仕様となっているため、得点面では終盤の逆転にも繋がりやすい。ゴールサポーターやレックウザを倒した際に得られるシールド、ゴール加速装置などがあれば、今まではゴールが決まらなかった場面でも得点できるチャンスがあるのは最大の魅力となっている。
(文 編集部:山岡広樹)
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