GMOペパボ<3633>は、10月5日、ONEの、NFTのオリジナルグッズ購入サービス「Super NFT Products」事業を譲り受けたと発表した。運営サービスにおけるWeb3関連技術適用の取り組みを加速することを目的という。
■最先端のテクノロジーを用いたサービスを通じ、インターネット上での表現活動を支援するGMOペパボの取り組み
GMOペパボでは、「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」というミッションのもと、時流に合わせた最新の技術を用いて、インターネット上でさまざまな表現活動を行うクリエイターを支援するサービスを多数提供している。
2022年3月には、運営サービスへのWeb3関連技術の適用や新規事業の検討を目的として「ペパボ3推進室」(※1)を新設し、Web3の考え方を取り入れたクリエイターにとってより利用価値の高いサービス開発に取り組んでいる。
■「SUZURI byGMOペパボ」によるクリエイターへの活動支援
「SUZURI byGMOペパボ」は、パソコンやスマートフォンアプリからイラスト・写真をアップロードするだけで在庫を持つことなくオリジナルグッズを作成・販売することができるサービスで、現在登録クリエイター数は65万人（※2）を超えている。
クリエイターの活動支援にも注力しており、クリエイターとの共同イベントや、企業・サービス、大型音楽フェスティバルとコラボレーションしたグッズコンテストの開催など、新たな創作活動の機会や場を創出する取り組みを行っている。
また、2022年5月には、「ペパボ3推進室」の開発により、国内オンデマンドプリントサービスでは初となるNFTコンテンツで作成したオリジナルグッズの販売ができる機能をNFTコンテンツクリエイター向けにリリース（※3）しました。
（※2）2022年9月末時点
（※3）国内オンデマンドプリントサービス初！オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI byGMOペパボ」、NFTコンテンツでオリジナルグッズの作成・販売ができる機能を本日5/23（月）よりNFTコンテンツ制作者向けに提供開始
■最新の技術を活用した魅力的なプロダクトを生み出すONE
ONEは、複数のスタートアップ企業で経験を積んだ代表取締役の畠中氏と株式会社CAMPFIREにてiOSエンジニアとして携わっていた築山氏の20歳の2人により2022年4月に設立された。
今回譲受したサービスであるNFTのオリジナルグッズ購入サービス「Super NFT Products」は、NFTをただ保有するだけでなく、リアルな生活の中でも楽しんでほしい、クリエイターを支援したい、という思いから2022年5月に提供開始され、国内外のクリエイターに利用されている。
また、現在は同じブロックチェーン領域で新たな挑戦に向け始動している。
GMOペパボでは、Web3の技術を活用した「Super NFT Products」を通じ、NFTコンテンツクリエイターの支援を行なってきたONEの取り組みに共感し、この度の譲り受けに至った。
今後は「SUZURI byGMOペパボ」において「Super NFT Products」を利用するクリエイターのさらなる活躍機会を創出すると共に、Web3への取り組みを加速し、クリエイター・エコノミーの拡大に寄与する。
【ONE株式会社 代表取締役 畠中 理弥氏のコメント】
7月頃からGMOペパボの方々と、ユーザーファーストでより良い体験をお届けするにはどうしたらいいかとお話を重ねていくにあたって、このようなお話をいただきました。今回の事業譲渡により、NFTのクリエイターの方々、ホルダーの方々にとって、これまで以上により良い体験で「保有しているNFTのオリジナルグッズ」をお届けすることができると考えています。
これまで私たちのサービスをサポートしていただいた、たくさんの方に感謝申し上げます。ありがとうございました！
