『Hunger Dungeon』の開発に携わったインディーゲーム開発者Dinaya氏と、人気の弾幕アクションゲーム『Rabi-Ribi』を手がけたCreSpiritは、新作ゲーム『ラストコマンド』について、本日2022年10月25日、Steam上でリリースすると発表した。Nintendo Switchでも近日販売する予定だ。価格は1599円(税込)だが、11月1日まで10%オフのセールを開催するとのこと。
本作は、ヘビゲームや弾幕シューティングゲームなどのクラシック要素を組み合わせたアクションゲーム。プレイヤーは、クローラー型プログラム「Python」を操り、パワフルで個性的なボス戦に挑みながら、人類消失後のプログラム世界を探索する。
戦闘中、「ヘビゲーム」と「弾幕回避」の移動モードを自由に切り替えることができる。ボスから繰り出す攻撃をかわしながら、各ステージでランダムに生成する「データ」を集めると、ボスにダメージを与えることができる。「データ」を手に入れると、ヘビゲームのように自機がどんどん伸びる。伸びた部分が攻撃すると集めた「データ」が失われる。
細部までこだわって作られたボス戦のほか、探索中にはイライラ棒のようなユニークな要素を加え、違った楽しみを味わえる。プレイヤーは強化モジュールを使って、自分だけの戦闘スタイルを作り出すこともできる。
『ラストコマンド』の初期バージョンは、クラウドファンディングで優れた成果を収め、各方面から厚い支持を得た。また同年、アジアの指標評価でもある「バハムート2021ACG創作アワード」において、銅賞と人気賞に輝いた。後期開発プロセスではゲーム開発実績が豊富なCreSpiritとの共同開発を決め、ゲーム品質とプレイ方法についてさらなる向上を図ったという。