セルシス<3663>の100%子会社である&DC3は、あらゆるデジタルデータを唯一無二の「モノ」として扱うことで、WEB3時代のデジタルコンテンツ流通を実現する基盤ソリューション「DC3」を本日(12月7日)に発表した。
DC3は、あらゆるデジタルデータを唯一無二の「モノ」として扱うことができるようにする、WEB3基盤ソリューション。DC3で流通するコンテンツは一つ一つが識別した「モノ」として存在し、個人が所有しているように扱うことができる。
従来のデジタルコンテンツは、購入したサービスが終了すると消失してしまう、複製されてしまう、真正の証明が困難、サービス間での連携や横断的な使用ができないなどの課題があったが、DC3ではこれらを解決するという。
《コンテンツ「配信」サービスを容易にWEB3「流通」サービスへ》
DC3は現在稼働しているデジタルコンテンツサービスに容易に組み込める。課金、顧客管理、コンテンツ管理などの従来のシステムはそのままに、コンテンツ「配信」サービスからデジタルコンテンツを “モノ“ として扱う、コンテンツ「流通」サービスへ容易にシフトすることができる。
DC3ではコンテンツ一つ一つが識別した「モノ」として取り扱うことで、サービス間での移動や、権利者様の許諾を条件に2次流通、貸し借り、私的利用の範囲内で加工・編集を行うことができる。
また、ユーザーは保有するコンテンツをサービスを跨いで一元管理することができる。コンテンツの利用・視聴自体は本人にのみ可能だが、3D空間へ自身のコレクションとして展示し公開することもできる。
《&DC3代表取締役社長 神林 孝尚コメント》
「セルシスは創業から30年以上にわたって、アニメ・マンガ・イラスト制作ツールや電子書籍配信ソリューションなど、デジタルコンテンツ分野のフロンティアを切り拓いてきました。&DC3より提供する『DC3』を通じて、多くのパートナー様とともに、デジタルコンテンツの様々な可能性を開拓し、WEB3時代の新しいデジタルコンテンツサービスを共に創り上げていきたいと思います。」
《DC3導入支援キャンペーン》
「DC3」を利用する、サービス事業者・コンテンツ提供者・プレイヤー事業者に向け、DC3導入支援キャンペーンを2022年12月7日~2023年3月31日まで実施する。
会社情報
- 会社名
- 株式会社セルシス
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 成島 啓
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3663