【ゲーム株概況(12/14)】『ソニックフロンティア』の世界累計販売が250万本突破のセガサミーHDが大幅続伸 15日に3Q決算発表のアピリッツに先回り買い入る
12月14日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比201.36円高の2万8156.21円で取引を終えた。11月のCPI(消費者物価指数)の上昇率が市場予想を下回ったことで、利上げの長期化懸念がやや後退し、米国市場が上昇した流れを国内市場も引き継ぐ流れとなった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日に東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」、目標株価2400円で新規にカバレッジを開始していたセガサミーHD<6460>が大幅続伸した。セガサミーHDは、11月8日に発売した新作『ソニックフロンティア』の世界累計販売本数が250万本を突破したと発表したことも株価の刺激材料となっているようだ。
また、カヤック<3904>やアピリッツ<4174>なども買われた。アピリッツは、明日15日に第3四半期決算の発表を控えており、好調だった第2四半期決算までの実績から、好決算を期待した先回り買いが入る形になっているもよう。
ほか、gumi<3903>が3日続伸となったほか、円谷フィールズHD<2767>が8連騰して連日の年初来高値更新となった。
半面、Aiming<3911>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、エイチーム<3662>、ガーラ<4777>などが売られた。
セガサミーHDと同様に前日に東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」、目標株価1万900円でカバレッジを開始していたバンダイナムコホールディングス<7832>は、この日にみずほ証券が投資判断「中立」を据え置き、目標株価を1万500円から9800円に引き下げたこともあり、小幅続落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460