セガ、23年春配信予定の新作スマホ向けゲームプロジェクト『404 GAME RE:SET -エラーゲームリセット-』のコンセプトを公開…ゲームコンセプトをプロデューサーが解説
セガは、2023年春配信予定の新作スマートフォン向けゲームプロジェクト『404 GAME RE:SET -エラーゲームリセット-』のコンセプトを公開した。
『エラーゲームリセット』は、美少女キャラクターが独創的な世界観を生み出す新作スマートフォンRPG。「セガ」によって歪められた世界に暮らすプレイヤーが、本来の世界を取り戻すべく「セガ」との戦いに身を投じていく。
また、「キャスト(キャラクター)」として美少女化した歴史に残る名作ゲームが登場し物語を彩る。コンセプトは“闇に堕ちたキャストを救うこと”。プレイヤーはその目的に向かって、シューティングライクRPGである本作をプレイしていく。
あわせてプロデューサー・中村豪介氏がゲームコンセプトやシステムについてコメント。本作の世界をより知ることのできる内容になっている。また、新たなキャストPVを公開中。
◆『エラーゲームリセット』のゲームコンセプトやシステムは?
これまで世界観にフォーカスした情報や映像をお届けしたが、ゲーム内容を知りたいという反応が多く寄せらた。今後はゲームメディアなどでプレイレポートを掲載予定だが、今回はそちらに先駆けてゲーム内容やポイントなどについてプロデューサーの中村豪介氏が伝える。
──本作に登場する美少女キャラクター“キャスト”は、ゲームの擬人化であることは、映像やリリースでお伝えしてきました。先日公開されたPVで、同一のタイトルに二つの人格があることがわかりましたが、こちらはどういうことなのでしょうか?
中村:突然の公開で驚かれた方も多いかと思います。実はキャストには、ひとつのゲーム作品に対して“アノード”と“カソード”と呼ばれる2つの人格が存在します。
そもそもアノードキャストとは、『エラーゲームリセット』の世界において、ゲーム開発過程で自然発生的に生まれる存在です。彼女たちは元となったゲーム作品を体現したような性格をしていて、いずれも個性的なキャラクターですが、基本的には敵意や悪意のようなものは持っていません。
言ってみればライトサイドの人格です。これに対し、カソードはダークサイドに当たるのですが、なぜこうなってしまうのかと言うと、これがまさに“セガの仕業”という訳です。
──そのキャストは、どのようにゲームに関わってくるのでしょうか。
中村:セガがキャストをカソード化、つまりダークサイドに堕としているのには、理由があります。彼女たちは原作ゲームを元にした力を持っており、これを使って現実世界の“当たり前”を変えてしまうことができるのです。
例えばレースゲーム作品のアウトランがカソードの影響を受けて、スポーツカーが街中を暴走しまくっています。アウトランは本気で「みんな、自由にスピードを出して車を運転できるんだから幸せでしょう?」と考えています。何を言っても説得することはできません。
──カソードとなったキャストを救うことはできないのですか?
中村:さまざまなカソードが現実世界を改変して出来上がっているのが、『エラーゲームリセット』におけるセガ世界です。そのカソードは浄化することで、アノードに戻すことができます。
スピード狂さながらだったアウトランもアノードになることで我に返ります。元々の高飛車な性格は変わりませんが(笑)、本来のちょっと抜けたところがある、愛嬌のある性格に戻る訳です。
これと同時に街の交通状況も元通りになり、セガが歪めた歴史のひとつが、あるべき姿に戻ります。こうして本来の世界を取り戻していくことが、本作の物語における目的です。
──もう少しだけ、ゲームの内容をお話しいただくことは可能でしょうか。
中村:カソードを浄化するためには、彼女らがいるセガのサーバーに侵入しなければなりません。プレイヤーの分身となる主人公は、セガ社員に扮して、社内に潜入することになります。ゲーム内で起こることの多くがセガ社内での出来事に当たりますから、ゲーム内機能の多くは、会社組織をモチーフに作られています。
例えば、プレイヤーのプロフィール画面はセガ社員証のようにデザインされていますし、PvPは取締役の面前で行われているということで“取締役アリーナ”という名前となっています。ギルド機能は“開発課”なので、ギルメン=同じ課の同僚ということになりますね。
バトルシステムも特徴的で“シューティングライクRPG”と呼んでいます。ヨコオ作品ではおなじみの弾幕シューティングを思わせるバトル画面ですが、あくまでシューティング“ライク”なので、難しい操作はいりません。
編成した5体のキャストの育成レベルや属性相性、バーストスキルと呼ばれる必殺技の使いどころが攻略の鍵です。オートプレイも用意しているので、お手軽にも楽しんでいただけます。
──『エラーゲームリセット』について、内容などをまとめるとどういったゲームになっているのですか?
中村:簡単にまとめると、「闇堕ちした少女を浄化する、シューティングライクRPG」ということになります。キャストたちは見た目のカワイさとは裏腹に、いずれもクセの強い、闇を抱えたキャラクターなので、「カワイらしい女の子のライトサイドしか見たくない!」という方は、目を覆いたくなるようなシーンがあるかもしれません。プレイする際にはカソードを浄化して、ふたつの人格のギャップを楽しんでいただきたいです。
◆キャストPV公開
先日公開されたアノードのキャストPVに続いて、カソードの映像を公開した。映像中ではアウトラン、アフターバーナー、バーチャコップ、バーチャファイター、ファンタジーゾーンのカソードについて、イラストビジュアルやセリフ、そして元になった名作ゲームを紹介している。
特徴的な世界観と美麗なキャストの魅力の一端を、動画でチェックしよう。
■『404 GAME RE:SET』-CAST FILE- アウトラン TYPE:Cathode
https://youtu.be/2fW5WHHg_eU
■『404 GAME RE:SET』-CAST FILE- アフターバーナー TYPE:Cathode
https://youtu.be/nGO6fs3PLH0
■『404 GAME RE:SET』-CAST FILE- バーチャコップ TYPE:Cathode
https://youtu.be/v5AxLQzUBS8
■『404 GAME RE:SET』-CAST FILE- バーチャファイター TYPE:Cathode
https://youtu.be/j5y1Nzm489c
■『404 GAME RE:SET』-CAST FILE- ファンタジーゾーン TYPE:Cathode
https://youtu.be/z9VIDBnCmHQ
◆キャスト紹介
●アウトラン(カソード)(CV:加隈亜衣)
タイトル:『アウトラン』
ジャンル:DRV
プラットフォーム:Arcade
リリース日:1986年9月
「ワタクシのエレガントでハイソサエティな魅力に、ひれ伏すのよ!」
●アフターバーナー(カソード)(CV:鬼頭明里)
タイトル:『アフターバーナー』
ジャンル:STG
プラットフォーム:Arcade
リリース日:1987年7月
「さあ、武器を手にしよう。誰かが犠牲になる世界は、間違っているからね」
●バーチャコップ(カソード)(CV:悠木碧)
タイトル:『バーチャコップ』
ジャンル:GUN
プラットフォーム:Arcade
リリース日:1994年9月
「疑わしき者は罰する。それが犯罪を未然に防ぐベストな方法だよ」
●バーチャファイター(カソード)(CV:ファイルーズあい)
タイトル:『バーチャファイター』
ジャンル:FTG
プラットフォーム:Arcade
リリース日:1993年12月
「才能を見出して伸ばすのがアタシの仕事。おまえの才能も伸ばしてあげるよ」
●ファンタジーゾーン(カソード)(CV:大森日雅)
タイトル:『ファンタジーゾーン』
ジャンル:STG
プラットフォーム:Arcade
リリース日:1986年3月
「ねえ、その武器どうやって使うの? もっとよく見せて~。えへへ……」
◆事前登録数により報酬が豪華に!事前登録キャンペーンを実施中
開催期間:アプリ配信前日まで
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■『404 GAME RE:SET -エラーゲームリセット-』
© SEGA
会社情報
- 会社名
- 株式会社セガ
- 設立
- 1960年6月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長執行役員COO 内海 州史/代表取締役副社長執行役員Co-COO 杉野 行雄
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)