GFA<8783>は、この日(3月24日)、オンラインクレーンゲーム「クレマス」を運営するクレーンゲームジャパンを買収すると発表した。 LEOエージェントより全株式を現金決済で取得する。前渡金として1億円を支払うが、取得価額については2023年1月期の決算情報を元に算定するとのこと。
クレーンゲームジャパンは、オンラインエンターテイメントサービスの企画・開発・運営を行うインターネット企業。特にオンラインクレーンゲームの企画開発力に強みを持っており、世界累計250万ダウンロードを誇る「クレマス」を中心に多彩な企画開発実績を有している。
一方で同社グループは、ゲーム事業においてレーシングゲームアプリをリリースするとともに、e スポーツ大会等イベントを実施している。また、子会社である CAMELOT を舞台とした「META CAMELOT」というデジタルツインのメタバース空間の運営もしている。
今回の買収を通じて、今後市場規模が拡大すると見込まれるオンラインクレーンゲームを第2のゲームタイトルとしてラインナップに加えるとともに、将来的に「META CAMELOT」というメタバース空間にオンラインクレーンゲームを融合させることで場所にとらわれないエンタテインメント体験を提供し、国内だけでなくグローバルなユーザーの獲得を目指す、としている。
買収後はグループ各社での技術交流やノウハウの共有により同社及び子会社で運営するメタバース空間内におけるサービス提供を行うことで同社関連会社を含めたグループ内で利用可能な IP を景品やゲームの要素に活用することにより、高いシナジー効果が期待されるとのこと。
