GameWith、第3四半期(6~2月)決算は売上高14%増、営業益40%増に コスト効率化プロジェクトで利益率が改善 新規事業のNFTゲームも成長

  • GameWith<6552>は、4月5日、2023年5月期の第3四半期累計(6~2月)の連結決算を発表、eスポーツの売上高が前年同期比で増加したほか、新規事業のNFTゲームの売上高が大きく成長し、2ケタ超の増収となった。

    一方、利益はメディア事業におけるコスト効率化プロジェクトによる利益率の改善が寄与し、増益となっている。

    売上高26億1900万円(前年同期比14.8%増)
    営業利益2億4600万円(同40.4%増)
    経常利益2億3000万円(同11.5%増)
    最終利益1億3000万円(同9.4%増)

    なお、セグメント別の状況は以下のとおり。

    ①メディア 売上高18億2700万円(前年同期比1.5%増)、営業利益7億7800万円(同38.6%増)
    タイアップ広告について、新作タイトルのリリース減少や中国における新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け直近で減少している一方で、大型コンソールタイトルの新作発売などによりPV数が伸びた結果、ネットワーク広告収入が増加し、メディア事業の売上高増加に貢献した。また、既存領域であるメディア事業においては、コスト効率化プロジェクトを並行して行っており、コストは全体的に減少傾向にある。

    ②eスポーツ・エンタメ 売上高6億3400万円(同54.6%増)、営業損益1億6200万円の赤字(前年同期1億3900万円の赤字)
    大会賞金や大規模イベントの実施など一時的なもののみならず、eスポーツチーム「DetonatioN」のVALORANT部門において、ライアットゲームズとのパートナーシップ締結に伴う支援金など継続的に見込めるものが発生し、売上高増加に寄与した。

    ③その他 売上高1億5700万円(同122.2%増)、営業損失1億3300万円の赤字(前年同期100万円の赤字)
    NFTゲーム「EGGRYPTO」について、アプリの累計ダウンロード数が150万を突破し、四半期で過去最高の売上高を達成するなど、前年同期比で大きく売上高が成長した。今後もアップデートやイベントを積極的に行うことで増加を目指していく。光回線事業は、2022年3月のサービス開始後、プロモーションを積極的に実施してきた効果もあり、順調に申込者数を獲得した。また、2023年2月には、新たに上り下り最大10Gbpsの高速プランと専用回線を提供する最高峰プランの提供を開始した。

  • ■通期予想は変更なし

  • 2023年5月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、以下のとおり。

    売上高35億7300万円(前年同期比14.5%増)
    営業利益3億円(同49.7%増)
    経常利益2億8700万円(同28.6%増)
    最終利益1億6000万円(同35.5%増)

株式会社GameWith
http://gamewith.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社GameWith
設立
2013年6月
代表者
代表取締役社長兼執行役員 今泉 卓也
決算期
5月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
6552
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