日本BS放送、2月中間決算は営業益16%減の9億2700万円と減益…スポット収入とアニメ出資配当が減少、スタジオ償却費も負担に
日本BS放送<9414>は、4月4日、2024年8月期 第2四半期累計(23年9月~24年2月)の連結決算を発表し、売上高59億3600万円(前年同期比1.7%減)、営業利益9億2700万円(同16.4%減)、経常利益9億3000万円(同16.2%減)、最終利益6億4200万円(同15.0%減)だった。
・売上高:59億3600万円(同1.7%減)
・営業利益:9億2700万円(同16.4%減)
・経常利益:9億3000万円(同16.2%減)
・最終利益:6億4200万円(同15.0%減)
■概況
同社では、通販スポット収入の減少や前年同期に好調だったアニメ作品の出資配当収入の反動減などがあったことに加えて、2022年10月~2023年3月にかけて実施したスタジオ設備更新に伴う償却負担が発生したため、としている。
【アニメ関連事業】
年末年始には、映画『プロメア』や、ファン待望の大人気シリーズの新作『転生したらスライムだった件 コリウスの夢』、6時間一挙独占放送を実施した『アニメロサマーライブ2023-AXEL- powered by Anison Days』等、多彩なラインナップでアニメファンのニーズに応えるコンテンツを放送した。
このほか、「ANIME+」枠では、製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組を毎クール約40タイトル放送しており、昨年10月にリニューアルしたエンターテインメント情報番組『アニゲー☆イレブン!』や、ももいろクローバーZをはじめ、DREAMS COME TRUEの中村正人さんらの豪華ゲストを迎えたアニメソング番組『Anison Days』等も引き続き放送している。
■2024年8月期の業績見通し
2024年8月期の業績は、売上高126億円(前期比1.5%増)、営業利益19億1000万円(同3.7%減)、経常利益19億1000万円(同5.2%減)、最終利益13億1800万円(同4.9%減)、EPS74.01円を見込む。
・売上高:126億円(同1.5%増)
・営業利益:19億1000万円(同3.7%減)
・経常利益:19億1000万円(同5.2%減)
・最終利益:13億1800万円(同4.9%減)
・EPS:74.01円
計画に対する進捗率は、売上高47.1%、営業利益48.5%、経常利益48.7%、最終利益48.7%となっている。
・売上高:47.1%
・営業利益:48.5%
・経常利益:48.7%
・最終利益:48.7%
会社情報
- 会社名
- 日本BS放送株式会社(BS11)
- 設立
- 1999年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 知久/代表取締役社長 近藤 和行
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9414