【ゲーム株概況(4/10)】映画「スーパーマリオ」が北米市場で好発進の任天堂が反発 国内証券が投資判断を新規「A」に設定のユークスも反発
4月10日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比115.35円高の2万7633.66円で取引を終えた。米国の景気不安がやや後退したことや、為替が1ドル=132円台後半まで円安方向に振れたこともあり、朝方から買い物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>が反発した。任天堂は、4月5日から米国で公開された映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の北米週末オープニング興行収入が1億4600万ドル(約193億円)となり、週末の興行収入としては今年最高を記録したと報じられたことが株価の刺激材料となったようだ。
また、ユークス<4334>が反発し、一時1609円まで買われた。ユークスは、岩井コスモ証券が投資判断を新規「A」、目標株価1900円でカバレッジを開始したことが市場の関心を集めたもよう。
ほか、enish<3667>やコロプラ<3668>が高く、サイバーステップ<3810>は新作『テラビット』への期待を背景にストップ高した。
半面、東京通信グループ<7359>が反落し、coly<4175>やエディア<3935>が売られた。
Aiming<3911>は8日続落となるなど軟調な推移が続いた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ユークス
- 設立
- 1993年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 谷口 行規
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高40億8700万円、営業利益1億7900万円、経常利益2億8200万円、最終損益13億4900万円の赤字(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4334
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974