『ウマ娘』世界累計収益は20億ドル(2647億円)突破 2周年イベント第2弾だけで72億円超の収益 際立つ継続率が支えに Sensor Tower調査
Sensor Tower(センサータワー)は、2023年2月に2周年を迎えた『ウマ娘 プリティーダービー』に関するレポートをまとめ、23年3月に世界累計収益が20億ドル(2647億円)を突破したとの推計を発表した。Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによるもので、リリースの2021年2月~2023年3月までの世界累計収益となる。この収益のうち、およそ95%が日本からで、韓国が3.3%、台湾が1%となっている。
2周年記念キャンペーンは段階的に実施され、第1弾は2月14日からスタートしたが、もっともインパクトが大きかったのは2月24日からスタートした第2弾キャンペーンだったとレポートをまとめたHideyuki Tsuji氏は指摘した。日本におけるApp Storeの売上ランキングで、第2弾キャンペーンスタート前日には15位だったが、開始当日に1位に急上昇し、3月に入ってからも独走を続け、12日間連続1位をキープした。3月8日、9日に2位となるものの、その後1位に返り咲いた。
Sensor Towerのデータによると、2周年記念第2弾キャンペーン開始から2週間の日本における『ウマ娘』の収益は5500万ドル(72億円)以上を記録し、2023年3月の日本のモバイルゲーム収益ランキングでも1位となったとのこと。
『ウマ娘』については、スクワッドRPGだが、同ジャンルのタイトルに比べて継続率の高さも際立っているとTsuji氏は指摘する。一度遊び始めたプレイヤーが止めず継続的に遊ぶということだ。Sensor Towerの使用状況インテリジェンスのデータより、『ヘブンバーンズレッド』(WFS)や、『勝利の女神:NIKKE』(Level Infinite)など人気ゲームと比較すると、継続率が最も高く、こうしたプレイヤーの定着が高水準の収益を支えているとした。
なお、パブリッシャーであるCygamesの日本におけるモバイルゲーム別の収益シェア(2021年2月~2023年3月)で見ても、『ウマ娘』は圧倒的で、70%を占めているそうだ。
レポートの詳細については下記のリンクを確認してほしい。
【出典元のレポート】
2周年記念キャンペーンが好調で2023年3月に世界累計収益20億ドルを突破したウマ娘、日本での継続率の高さも際立つ