松本零士先生のお別れの会と『銀河鉄道999』2作品の追悼上映会が6月3日に開催

 

2月13日に逝去した漫画家の松本零士先生のお別れの会と追悼上映会が6月3日に行われることが決定した。お別れの会は、漫画家・ちばてつやさんが実行委員長を務める実行委員会が6月3日14時~18時に東京国際フォーラムB7で開催する。詳細については以後、松本さんのオフィシャルサイト「零時社」内の特設サイトで発表となる予定だ。

また、追悼上映会は、劇場用長編アニメの名作である劇場版『銀河鉄道999』とその続編として1981年に公開された『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』が「松本零士先生お別れの会」当日に、最新の上映システム「DOLBY CINEMA(ドルビーシネマ)」で特別に丸の内ピカデリーで上映するとのこと。チケットは5月30日20時からインターネット販売、5月31日から劇場窓口販売を行う(※窓口はインターネット販売が残った場合に実施)。

キャラクターの色合いだけでなく、フィルムが本来持っていた美術・背景の細部や、暗くて視認できなかったシーンなどがより豊かな表現で蘇る。黒い機体である999号のディティールもしっかり見え、ロマンチックに光り輝く銀河と走る999号、色彩豊かな街の光や、アルカディア号の砲撃などの光の演出など、新たな感覚で映画を楽しむことができる。

音響もドルビーアトモスでグレードアップする。もともとはモノラルで公開された作品だったが、ブルーレイ化でステレオ収録の音源を使い、効果音はセンターチャンネルMIXのセリフと音楽の被っていない部分を5.1chへ拡張。今回はその素材をもとに、さらに音を拡張したという。鉄郎と母親の吹雪のシーンや、アクションシーンでフル活用され、特にアルカディア号とエメラルダス号の頭上通過は大迫力の仕上がりとなっている。

 

 

 

 

(C)松本零士/零時社・東映アニメーション

東映アニメーション株式会社
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会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高874億5700万円、営業利益286億6900万円、経常利益297億9100万円、最終利益209億円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4816
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