バンダイナムコHD、23年3月期の家庭用ゲーム売上高は8%減の1598億円 『エルデンリング』好調もプロダクトミックス変化 24年3月期は大型タイトルを複数投入
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(5月10日)、2023年3月期における家庭用ゲームソフトの売上高は前の期比8.3%減の1598億円だったことを明らかにした。販売本数については、同15.1%減の4829万1000本だった。
同社では、前の期に発売した『エルデンリング』のリピート販売が好調だったものの、タイトル編成とプロダクトミックスの変化が影響した、としている。前の期の販売本数は『エルデンリング』発売で大きく伸びていた。
続く2024年3月期は、売上高は前期比6.4%増の1700億円を計画している。販売本数は4800万本と微減を見込んでいるが、リピート販売に加えて、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』など大型タイトルを複数投入することで売上拡大を目指していくとのこと。
四半期別に見た売上高と販売本数の推移は以下のとおり。22年3月期の第4四半期が異常に伸びたことを除くと、売上は増加基調に入っていることが確認できる。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832