『刀剣乱舞』で知られるニトロプラス、25年8月期決算は最終利益102%増の15億円と大幅増益　『Rusty Rabbit』と『Dolls Nest』をリリース

ニトロプラスの2025年8月期(第26期)の決算は、最終利益が前の期比102.5%増の15億6600万円と大幅増益を達成した。前の期(2024年8月期)の実績は、最終利益7億7300万円だった。12月15日付の『官報』に掲載された「決算公告」で判明した。あわせて決算期を親会社であるサイバーエージェント<4751>に合わせて9月期に変更したとのことで、1ヶ月のみとなるが25年9月期(第27期)の「決算公告」もあわせて公開した。

同社は、「刀剣乱舞」をはじめゲーム・アニメ・小説・イラストなど幅広いジャンルでコンテンツ制作を手掛けており、2024年7月にサイバーエージェントグループに入った。この期は、『Rusty Rabbit』(NetEaseとの共同タイトル)や『Dolls Nest』をリリースした。

【事業内容】
・パーソナルコンピュータ・家庭用ビデオゲーム機用ソフトウェアの企画・開発・販売
・アニメーション・3DCGなど映像制作における企画・デザイン・開発・制作・編集
・作品世界観など企画(原案・脚本・設定)・デザイン・編集・開発・制作
・キャラクターグッズの企画・開発・販売
・書籍およびCD・DVDの企画・制作・販売
・各種ライセンス提供

サイバーエージェントは、ABEMAを中心としたIPビジネスに注力しており、同社は、その戦略の中核企業の1社として期待を集めている。