フリュー<6238>は、2023年3月期のゲーム事業の業績について、売上高が前の期比6.2%減の27億9400万円と減収だったものの、営業利益については同653.8%増の1億9600万円と大幅増益だったことを明らかにした。
ゲームアプリでは運営体制の見直しのため、複数タイトルをクローズするなど売上が縮小したものの、アニメ事業が好調だった、としている。家庭用ゲームとゲームアプリが減収となる一方、アニメ事業の売上高は19.3%伸びて13億1400万円だった。
同社によると、映画「ゆるキャン△」が7月に公開され、興行収入は10億円を突破し、映画の公開に合わせて製作したパンフレットやグッズの販売も好調に推移したとのこと。
その一方で、2024年3月期に発売する予定(4月26日発売)の映画「ゆるキャン△」のBlu-ray・DVDの販促活動のほか、TVアニメ第3期放送に向けた仕込みなどにも注力した。「ゆるキャン△」は年間を通して貢献したという。
なお、ゲームアプリについては、新作タイトルの開発に注力しているとのこと。
©あfろ・芳文社/野外活動委員会
会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 三嶋 隆
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高427億6800万円、営業利益37億7100万円、経常利益37億3500万円、最終利益24億9100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238