ネクソン、『マビノギ』のゲームエンジンを「Unreal Engine」に数年がかりで変更 常識を超えた成長を実現したMMORPGだからこそ可能な挑戦

 

ネクソン<3659>は、6月17日、MMORPG『マビノギ』について、ゲームエンジン「Unreal Engine」に入れ替える決断を行ったことを明らかにした。プロジェクトチームでは、このアップデートプランの名称を「マビノギ エタニティプロジェクト」とし、数年がかりで移行を進めていくという。

これに伴い、エンジンの変更に合わせて、ビジュアルと遊びやすさを追求しながら、これまで追加してきたゲーム内容を新しいエンジンに合わせて作り替えていく。ただ、利用率の低いコンテンツは対応しない可能性があるとのことだ。

昨年11月に発表した第3四半期決算で、韓国売上がローンチから18年目にして四半期売上が過去最高を更新した『マビノギ』(関連記事)。直近の好業績が、今回の決定に大きな影響を与えた可能性が高いが、常識を超えた成長を実現してきたネクソンだからこその挑戦と言えよう。

 

 

株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
企業データを見る