サイバーエージェント<4751>は、本日(7月10日)、「極予測AI」においてアップデートを行い、「レスポンシブ広告」および「カルーセル広告」への対応を強化したことを発表した。
対応可能な広告フォーマットが増えたことで、従来と比較し予測・制作のサポート範囲が拡大した。これにより今後、より多くの配信における継続的な効果改善を実現する。
■背景
近年、PCやスマートフォン・タブレットなど広告が表示されるデバイスの多様化が進んでおり、運用型広告においては広告枠に合わせて広告のサイズ・表示形式・フォーマットが自動調整される「レスポンシブ広告」の需要が高まっている。また、ひとつの広告枠で複数の商品やサービスをユーザーに届けることが可能な「カルーセル広告」もFacebookやTwitterをはじめとした主要な媒体で活用されている。
■概要
このような背景のもと、「極予測AI」ではこれまでも「効果予測AI」を活用し動画・静止画のクリエイティブ制作を行い広告効果の最大化に貢献してきたが、さらなる効果の向上のため「レスポンシブ広告」と「カルーセル広告」への対応を強化し、アップデートを行った。広告配信媒体独自のフォーマットを効果予測 AI が認識できるようになったことで、新しいフォーマットが追加された際も対応が容易になることが期待される。これまで「極予測AI」において培ってきた効果予測・制作・運用の知見を新たに追加されたフォーマットへ展開し、継続的な効果改善を行っていく。
■今後
同社は今後も広告クリエイティブにおける表現の多様性や、予測精度の更なる向上を図る研究開発を進め、新しい広告クリエイティブの価値提供を目指すとともに、広告主企業の広告効果最大化に尽力していくとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751