【ゲーム株概況(7/25)】決算発表＆復配のモバファクは"往って来い"　BCゲーム発表のコロプラさえない　インバウンド・ホビー関連にも物色

7月25日の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前日比18円43銭安の3万2682円51銭でこの日の取引を終えた。日銀金融政策決定会合や、米国連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、模様眺めムードの強い相場だった。日銀金融政策決定会合は現状維持、FOMCは0.25％の利上げが予想されているが、積極的なポジションが取りづらいという。

こうしたなか、ゲーム関連株を見ると、モバイルファクトリー<3912>が"往って来い"となった。後場寄り前に増益となった第2四半期決算や復配などを発表し一時は50円高の910円まで買われる場面があったが、戻り待ちの売りに押されて値を消し前日比マイナスで引けた。

フリュー<6238>や壽屋(コトブキヤ)<7809>、買取王国<3181>、まんだらけ<2652>といったインバウンド関連・ホビー関連が一斉に物色されたほか、好業績背景にSHIFT<3697>に押し目買いが入った。

コロプラ<3668>は前日比で変わらず。子会社であるBrilliantcryptoは「Proof of Gaming」という新しいモデルを導入したブロックチェーンゲーム『Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)』のプロジェクトを発表した。前日買われていたこともあり、特に材料視されなかったようである。