【ゲーム株概況(8/9)】1Q決算好調のタカラトミーとハピネットが年初来高値を更新 『ARMORED CORE VI』の予約好調が評価されたバンダイナムコHDも大幅続伸
8月9日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比172.96円安の3万2204.33円で取引を終えた。前日の海外市場で金融株が下落した流れを受けて、国内市場も銀行株の売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、タカラトミー<7867>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。タカラトミーは、前日8月8日に発表した第1四半期決算が増収・大幅増益での着地となったことが市場の評価材料となったようだ。
同様に第1四半期決算が2ケタ超の大幅増収増益となったハピネット<7552>も年初来高値を更新した。
決算発表関連では、KLab<3656>も買われ、8月25日発売予定の『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』の予約が好調なことが評価されたバンダイナムコHD<7832>も大幅続伸した。
ほか、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』をバンダイナムコHDと共同開発するフロム・ソフトウェアの親会社であるKADOKAWA<9468>も高い。
半面、スクウェア・エニックスHD<9684>は6日続落し、Aiming<3911>やCRI・ミドルウェア<3698>なども売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 小島 一洋/代表取締役社長CEO 富山 彰夫
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2502億3500万円、営業利益248億7000万円、経常利益240億3300万円、最終利益163億5000万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867
会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3644億1800万円、営業利益116億7700万円、経常利益119億6300万円、最終利益67億6400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 浅古 有寿
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆2415億1300万円、営業利益1802億2900万円、経常利益1864億7000万円、最終利益1293億100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832