エイベックス、第1四半期決算は大型ライブ増加で売上高12%増の319億円と2ケタ増収 正常化に伴う人件費と一般経費の増加が響き営業減益に

エイベックス<7860>は、8月10日、2024年3月期 第1四半期(23年4月~23年6月)の連結決算を発表し、売上高319億7300万円(前年同期比12.3%増)、営業利益18億8100万円(同17.8%減)、経常利益19億8500万円(同11.8%減)、最終利益27億0400万円(同61.4%増)だった。

・売上高:319億7300万円(同12.3%増)
・営業利益:18億8100万円(同17.8%減)
・経常利益:19億8500万円(同11.8%減)
・最終利益:27億0400万円(同61.4%増)

同社では、音楽事業で大型ライブの公演数を増やしたことで、売上高はコロナ前の水準まで回復したものの、営業活動の回復による人件費と一般経費が増加し営業利益は減益となった。最終利益は大幅な増益となったが、これは主に特別利益として投資有価証券売却益を計上したため。

 

■2024年3月期の業績見通し

続く2024年3月期の業績は、営業利益20億円(同40.9%減)、最終利益22億円(同19.8%減)、EPS48.73円を見込む。売上高と経常利益の見通しについては開示していない。

・営業利益:20億円(同40.9%減)
・最終利益:22億円(同19.8%減)
・EPS:48.73円

エイベックス株式会社
https://avex.com/

会社情報

会社名
エイベックス株式会社
設立
1988年4月
代表者
代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
決算期
3月
直近業績
売上高1215億6100万円、営業利益33億8500万円、経常利益40億5500万円、最終利益27億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7860
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