【ゲーム株概況(8/24)】エヌビディア好決算を受けて半導体に物色 個人中心に短期資金は直近IPOや好材料銘柄に向かう AimingやGENDAが活況

8月24日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前日比276円95銭高の3万2287円21銭で取引を終えた。エヌビディアの市場予想を上回る好決算と自社株買いを受けて、半導体関連が堅調に推移し、指数を押し上げた。買い一巡後、一時伸び悩む場面があったものの、引けにかけて堅調に推移した。

東証プライムでは、値上がり率が62%になるなど物色が活発化する中、個人投資家を中心とする短期資金は値動きの軽い直近IPO銘柄や好材料銘柄に向かったようだ。そのひとつとして物色されたのが、直近IPO銘柄GENDA<9166>だった。同社株は、上場来高値を更新した。第2四半期決算の発表を9月8日に控えている。

Aiming<3911>は後場急騰した。この日の午後に新作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか バトル・クロニクル』(ダンクロ)の正式サービスを全世界81ヵ国・地域にて開始したことを発表したことが株価の刺激材料となっているようだ。業績への貢献が期待されている。

東映アニメーション<4816>も小幅続伸。『金色のガッシュベル!!』の20周年を記念したゲーム化を発表したことが材料視された。NEOWIZが開発を行い、ゲームオンとの3社での共同プロジェクトになるという。

このほか、マーベラス<7844>がこじっかり。キッズアミューズメントマシン『ポケモンメザスタ』において、タグ(配出物)の累計出荷枚数が2億枚を突破したことを発表したことが材料視された。第1四半期の減益要因のひとつだったが、決算説明資料で足元では復調しているとのアナウンスを行っていた。

他方、バンク・オブ・イノベーション<4393>が反落。テクニカル的には、直近の下げ幅の全戻しとともに「窓埋め」が完了したことで目先達成がでたもよう。クルーズ<2138>やブシロード<7803>、モイ<5031>もさえない。

 

株式会社Aiming
http://aiming-inc.com/
自分たちの面白いをカタチに変える
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会社情報

会社名
株式会社Aiming
設立
2011年5月
代表者
代表取締役社長 椎葉 忠志
決算期
12月
直近業績
売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3911
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会社情報

会社名
GENDA
設立
2018年5月
代表者
申 真衣
決算期
1月
直近業績
持株会社としてアミューズメント施設運営事業やアミューズメントマシンのレンタル事業、オンラインクレーンゲーム事業を展開するグループ各社の事業成長支援、経営管理を行っている。傘下にGENDA GiGO Entertainmentのほか、GENDA Games、エスピーエスエ、トーキョーキャラクターメーカーズや伍彩汇业(广州)贸易有限公司などがある。
上場区分
未上場
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