マップボックス・ジャパン、『信長の野望 出陣』に地図開発PF「Mapbox」が採用されたと発表

マップボックス・ジャパンは、地図開発プラットフォーム「Mapbox」が、本日(8月31日)よりサービスを開始したコーエーテクモゲームスの位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』に採用されたことを明らかにした。マップボックスは、高度なデザイン性とカスタマイズ性、開発の簡便さや手厚い技術サポートにより、戦国時代のイメージ創出や安全なゲーム設計に貢献している。

コーエーテクモゲームスの『信長の野望』シリーズは、日本の戦国時代をテーマとした歴史シミュレーションゲーム。『信長の野望 出陣』は同シリーズ初となる位置情報ゲームで、ゲーム背景を形成するベースマップに地図開発プラットフォーム「Mapbox」が活用されている。

Mapbox は、地図のカラーリングやフォントの種類、レイヤー数が多いことを特長としている。それにより、自由自在な地図描画や細やかなフィルタリングでゲームを作り込むことが可能で、ゲームの世界観に適した地図表現を実現する。

また、情報の処理スピードが速く、歩行や移動に合わせ滑らかに表示されることから、ゲームプレイヤーのストレスを緩和させる。これらの特長から、『信長の野望 出陣』では“戦国時代"をイメージした地図デザインの実現と、遊びやすさの向上に貢献した。

さらに、位置情報ゲームには欠かせないアイテム獲得スポットやチェックポイントの配置を、立ち入り禁止区域や歩行不能な道路などを判断し、適切な場所のみに設置できる「Playable Location」データも提供している。

Playable Locationの活用にあたり、禁止エリアだけでなく一般に開放していないエリアやゲームプレイに相応しくない場所(学校の校庭や競技場、スタジアムなど)をマップボックス社で提供した上で、さらに細かく調整する支援を行った。これにより、安全なゲーム環境への提供に貢献している。

マップボックス社は、コーエーテクモゲームスの採用実績を皮切りとして、柔軟なカスタマイズ性や開発の簡便さという特長をもとに地図データを活用したゲーム開発に貢献したい、としている。

 

■『信長の野望 出陣』

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