【イベント】ベセスダ25年ぶりの完全新規フランチャイズ『Starfield』のローンチイベントをレポート! バレット役・岩崎ひろしさんによるサプライズ実演も!?


ベセスダ・ソフトワークスとゼニマックス・アジアは、96日にXbox Series X/SPC向け新作アクションRPGStarfield』を発売したことを記念して、97日にRED°TOKYO TOWER 5F SKY STADIUMにて「Starfield ローンチイベント」を開催した。本稿では、イベントの模様をお届けしていく。



▲会場には、コレクターズエディションやヘッドセットなど『Starfield』関連の商品も展示されていた。


▲また、来場者には作中に登場する人口肉をイメージして大豆ミートを使用したサンドイッチが振る舞われた。

当日は、声優の岩崎ひろしさんやゼニマックス・アジアのコミュニケーション・マネージャーであるレイナ・ボラノス氏が登壇し、ボイス収録時のエピソードやゲームの紹介を行った。

■未だかつてない広大さを誇る“宇宙”を舞台にしたオープンワールドが登場!



イベントが始まるとまずは『Starfield』のトレーラーが上映された。

Starfield』は、『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『Fallout 4』を手掛けたベセスダ・ゲーム・スタジオの25年ぶりの完全新規フランチャイズ。宇宙を舞台とした次世代型RPGで、思いのままにキャラクターを作成し、人類最大の謎を解き明かすために、かつてない自由度を誇る壮大な冒険へと旅立つ。



▲西暦2330年。人類は太陽系をはるか離れ、新たな惑星を開拓しながら、宇宙を旅する時代を迎える。ベセスダ・ゲーム・スタジオ史上最も壮大かつ野心的な本作で、銀河中を巡り貴重なアーティファクトを探し求める最後の宇宙探検家集団「コンステレーション」の一員となり、広大な宇宙を目指す。


▲本作のディレクターを務めるトッド・ハワード氏からのコメントも。同氏は「宇宙へと飛び立ち、そして探検するこの夢のようなゲームを創る過程は私たちにとっても素晴らしい旅路でした。しかし、この旅は皆さんが自分だけの冒険に出たときに完成します」と述べた。

ここからは、MCの荒木美鈴さん、ゲストとして声優の岩崎ひろしさんが登壇。ベセスダとの関係や、ボイス収録時のエピソードトークを繰り広げた。


▲本イベントのMCを務めたフリーアナウンサーの荒木美鈴さん。


▲岩崎ひろしさんは、『Starfield』ではコンステレーションの最古参の一員である「バレット」役を務めている。

The Elder Scrolls V: Skyrim』ではシセロ役を、『Fallout 4』では愛され役の家政婦ロボット・コズワースを演じるなど、ベセスダとの歴史も長いという岩崎さん。『Starfield』では、主要キャラクターのひとりである「バレット」の声優を務めている。

岩崎さん曰く、今まで演じたキャラに比べるとバレットは真面目な人物となっており、好奇心旺盛で時には冗談も言うような陽気な冒険家であるとの話だった。収録は20224月からスタートし、間を空けつつも約1年半かけて行っていたという。


▲会場ではシセロのセリフを実演していただける貴重な場面も。

ボイス収録時には映像がないため、音の波形を見ながら収録を行っていたとのこと。場面によっては、波形に合わせてきっちりとセリフを収めないといけないこともあり、それが特に難しかったと岩崎さんは当時を振り返った。

また、印象に残っているエピソードとして、本作ならではの土地名や初めて聞く言葉が多く、その辺りは制作陣にアクセントなどを確認しながら収録を進めていったという。さらに、地球にいると中々言う機会がないという理由から「私たちがいなければ、この銀河はただの暗い大部屋だ」というセリフがお気に入りだと語ってくれた。


▲さらに、“スター”繋がりということで『スターウォーズ』の「C-3PO」を演じてくれるというサプライズなサービスも。

続いて、コミュニケーション・マネージャーのレイナ・ボラノス氏が登壇。ゲームの詳細について紹介を行った。


▲ゼニマックス・アジアのコミュニケーション・マネージャーであるレイナ・ボラノス氏。

Starfield』は、自分がなりたい人になって行き先や行動に制限なく宇宙を冒険できればどうなるのかということをコンセプトに作られているという。そのため、プレイヤーには自由にプレイしていただきたいという想いが制作陣にあるとレイナ氏は話した。



また、当初は主人公のボイスも実装を予定していたが、声が付くことでイントネーションなどを含め自分がなりたい自分から遠ざかってしまう可能性もあるため、最終的に削除する決断を下したのだとか。そういった点から、本作ではロールプレイを最も重視しているのだと説明した。



そのほか、1000を超える惑星を探検できる本作では探索や発見がつきもの。規模の大きさは発売前からかなり話題になっているが、中には何もない惑星をあえて作っているという話も。その理由としてレイナ氏は、宇宙という広大な空間には、何もない惑星があることも特徴であると話した。トッド氏からの言葉で「彷徨っているいる瞬間こそ、このゲームが最も空虚で最も美しい瞬間である。そういった瞬間をぜひ楽しんでほしい」というメッセージが込められていることを伝えた。



さらに、自身の船を自由にカスタマイズ、操縦できる要素も搭載。「戦闘」や「輸送」など、自身の目的に特化した船に仕上げることができる。

▲機能性だけでなく見た目にもこだわることが可能で、カスタマイズの自由度も非常に高いとのこと。

惑星を探検する中で薬や武器に必要な動植物を発見したり、クルーを雇って拠点を建築したり、戦闘システムについても紹介が行われた。無重力環境での戦闘は、予測できない混沌をもたらすこともあるようだ。



次に、岩崎さん演じるバレットが所属する組織「コンステレーション」についても紹介。



「コンステレーション」は2330年より前にできた組織となっており、2275年にセバスチャン・バンクスという人物によって設立されている。トッド氏は「NASAとインディ・ジョーンズを足したような組織」と各所で説明しているのだとか。なお、『Starfield』の歴史について知りたい方は公式サイトにてタイムラインが掲載されているのでそちらをチェックしてみよう。


▲そんな「コンステレーション」に所属しているバレットは現在、最古参の一員で、元はUCの物理学者であった。

さらに、キャラクリエイトの自由度は非常に高く、歩き方や歯並びといった細かい部分まで設定できるようになっている。特に、自分が何者かを表している「素性」と、自身の性質について触れている「特徴」がポイントになっている。一例として、内向的な人物であれば、周りに人がいると酸素を消費量が多くなるといった特徴を挙げた。

3つまで選べる特徴は選択しないことも可能。どのような人物でプレイするかはプレイヤーの自由となっている。

イベント終盤には実機プレイで実際のゲーム画面を見ることができた。岩崎さん演じるバレットの登場シーンや、戦闘の様子を確認することができた。



▲バレットのセリフには岩崎さんが生アテレコを行う場面も。 

▲作中でバレットからもらえる腕時計は、『Starfield コレクターズエディション』を購入すると実物を手に入れることができる。

この後、主人公がどのような冒険をすることになるのか、またバレットがどのように活躍するのかについてはぜひ自身の手でプレイして確かめてみよう。



(取材・文 編集部:山岡広樹)



【製品概要】
タイトル名:Starfield
ジャンル:RPG
プラットフォーム:Game Passを含むXbox Series X|SPCおよびクラウド
販売価格:PC版 通常版 9,680円(税込) Xbox版 通常版 9,700円(税込)
対象年齢:CERO Z 18歳以上対象) 




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