ビジネスデイと一般公開日ともに前年を上回る
過去に掲載されたgamebizの記事を元に、その日ゲーム業界ではどのような出来事があったのか振り返る「今日は何の日?」のコーナー。
5年前の2018年9月23日は、コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が、2018年9月20日(木)から23日(日)まで開催された「東京ゲームショウ2018」の会期4日間の総来場者が、歴代最多となる29万8690人(前年比17.5%増)だったと発表した。
各日の内訳は以下のとおり。一般公開日のファミリーが減少したものの、ビジネスデイと一般公開日ともに前年を上回った。
「新たなステージ、開幕。」をテーマに開催した東京ゲームショウ2018は、圧倒的過去最大規模の668企業・団体(うち海外330)の2338小間が出展し、家庭用ゲーム、スマートフォン、PCなど、さまざまなプラットフォームに向けた幅広いジャンルの新作タイトルやサービスが発表された。
とりわけeスポーツの大型ステージ企画「e-Sports X」には、国内だけでなく海外からの来場者や報道関係者が詰めかけ、大きな注目を集めた。基調講演でも「eスポーツが“スポーツ”として広がるためのロードマップ」をテーマに激論が交わされるなど、eスポーツが重要度を増しつつあることを印象付けた。
また、会期中はBtoBの商談も活発に行われた。ビジネスマッチングシステム「アジア・ビジネス・ゲートウェイ」で成立した商談アポイント件数は668件と、昨年の602件上回った。世界に向けて最新情報を発信する国際的展示会として、ゲームビジネスにおけるハブとしての役割の高まりを示す結果となったという。