サウジアラビアのコンテンツ制作・配給会社マンガプロダクションズは、9月26日、中東・北アフリカ(MENA)地域において、日本のスポーツアニメシリーズ『キャプテン翼』と『キャプテン翼ジュニアユース編』の放映権を獲得したことを明らかにした。
マンガプロダクションズは、TSUBASAおよび電通と提携し、中東における人気アニメシリーズ『キャプテン翼』の配給、ライセンス、プロモーションを管理する。この独占パートナーシップには、『キャプテン翼シーズン01』と『キャプテン翼ジュニアユース編シーズン02』の配信が含まれ、MENA地域のファンにとりエキサイティングな放映が期待される。
『キャプテン翼』は、かつてアラビア語で『キャプテン・マジッド』と呼ばれ、80年代からアラブ諸国で愛されて、スリリングなサッカーの試合と感動的なストーリーで知られている。配信は、ノスタルジーをかき立て、新しい世代の視聴者を魅了すること間違いない、としている。
1981年に週刊少年ジャンプ』で連載を開始した高橋陽一先生原作の『キャプテン翼』は、連載開始以来、紙媒体・電子媒体ともに全世界で9000万部以上を売り上げている。主人公『大空翼』をはじめ、個性豊かな選手たちがグラウンドで激しいバトルを繰り広げ、ライバルとの戦いを通じて成長していく姿を描いている。
マンガプロダクションズは『キャプテン翼』の精神への継続的な誓約の一環として、同作品に登場する著名なサッカーチーム、南葛SCのユニフォームパートナーを務めている。同社は、『キャプテン翼』の精神をスクリーン上だけでなく、フィールド上でも表現していく。
■マンガプロダクションズのCEO、ブカーリ・イサム氏
「この象徴的なアニメシリーズは、40年以上にわたり読者や視聴者にインスピレーションを与え、世界中で人気を博してきました。今回の提携は、マンガプロダクションズのポートフォリオを拡大し、一流のクリエイティブ・コンテンツ企業と協力するという誓約を確認するものです。今回の提携は、明日のヒーローにインスピレーションを与え、育成するという当社のビジョンに沿ったものです。」
■マンガプロダクションズのマーケティング、配給、ビジネス開発担当ディレクターであるアブドゥルアジズ・アルナグムーシュ氏
「今回のコラボレーションは、新旧両方のファンの心にサッカーへの情熱を再び呼び起こすことを目的としています。このプロジェクトに参加し、MENA地域にこの作品をお届けできることを嬉しく思います。」
