【ゲーム株概況(9/29)】『Wizardry BC』の先行リリース版の配信日決定でドリコムが買われる 欧州でのコンシューマ分野の構造改革発表のセガサミーHDは続落
9月29日の東京株式市場では、日経平均は小幅続落し、前日比14.90円安の3万1,857.62円で取引を終えた。前日終値を挟んでのもみ合い推移が続いたものの、日経平均の銘柄入れ替えに伴う売りもあり、大引けにかけてマイナス圏に沈んだ。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>やドリコム<3793>、オルトプラス<3672>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>などが買われた。ドリコムは、ブロックチェーンゲーム『Eternal Crypt - Wizardry BC -』の先行リリース版が10月19日より提供開始されることが発表されたことが株価を刺激した側面もあるようだ。
また、主力株では、サイバーエージェント<4751>が反発し、グリー<3632>やガンホー<3765>などもしっかり。
半面、NJHD<9421>の下げがきつく、ガーラ<4777>は年初来安値を更新した。
欧州拠点におけるコンシューマ分野の構造改革の実施を決定し、2024年3月期において143億円の損失を計上する見込みと発表したセガサミーHD<6460>は続落となった。
コーエーテクモHD<3635>は、小幅ながら4日続落し、連日の年初来安値更新となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460