【ゲーム株概況(10/27)】『テラビット』スマホ版とSwitch版のリリース日が決定のサイバーステップが大幅反発 カプコンは大幅続落…4月25日以来の5000円台割れに
10月27日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比389.91円高の3万991.69円で取引を終えた。前日の600円超の大幅な下げもあって、朝方から自律反発狙いの買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーステップ<3810>が大幅反発した。サイバーステップは、前日10月26日にサンドボックスゲーム『テラビット』のスマートフォン版のリリース日が11月9日、Nintendo Switch版のリリース日が11月23日にそれぞれ決定したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、第2四半期決算が最終赤字となったドリコム<3793>がひとまず悪材料出尽くしとの見方から3日ぶりに反発し、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やクルーズ<2138>、ネクソン<3659>なども買われた。
周辺株では、発行済株式総数の1.2%に当たる26万5000株、5億円を上限とした自社株買いを実施すると発表したクリーク・アンド・リバー社<4763>が反発した。
半面、カプコン<9697>が大幅続落し、終値ベースで4月25日以来となる5000円台割れとなった。カプコンは、前日10月26日に発表した第2四半期決算は大幅な増収増益での着地となったものの、これが市場のコンセンサスには届かなかったとの見方から売り物に押される展開となったもよう。
ほか、スクウェア・エニックスHD<9766>やコナミグループ<9766>がさえず、マイネット<3928>は5日続落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 設立
- 1990年3月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4763
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810