サイバーエージェント、『FF7エバークライシス』は「想定以上の滑り出し」(藤田社長) 24年9月期の貢献に期待 『グラブル』新作2タイトルも上ブレ要因に
サイバーエージェント<4751>の藤田晋社長は、この日(11月1日)、2023年9月期の決算説明会において、2023年9月にリリースした新作『FINAL FANTASY VII EVER CRISIS』について、「想定以上に好調な滑り出し」とコメントした。続けて「『ウマ娘』のような特大ヒットを期待されると困るが、新しい期(2024年9月期)の収益に貢献してくれるだろう」と述べた。同タイトルは、アプリボットが開発を担当している。
また、新作として、サムザップ『呪術廻戦 ファントムパレード』も2023年11月下旬に提供する予定。人気IPを活用したゲームタイトルということで大きな期待を寄せた。
それ以外には、Cygamesの人気タイトル『グランブルーファンタジー』のコンソールゲームとして、『Granblue Fantasy Versus: Rising』と『GRANBLUE FANTASY: Relink』も今期中に発売する計画だ。「クオリティも大変高く期待している。業績予想にはほとんど織り込んでいないが、ヒットすると上ブレ要因になる」という。
▲今後のリリースタイトル。コンソールゲームも徐々に増えている。
なお、2023年9月期のゲーム事業は、売上高が前の期比21.6%減の1791億円、営業利益が同62.5%減の227億円だった。『ウマ娘 プリティーダービー』の大型ヒットの反動が出た格好だ。「特大ヒットから通常のヒットタイトルに落ち着きつつある」。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社アプリボット
- 設立
- 2010年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 浮田 光樹
- 決算期
- 9月