バンナムHD、9月中間決算の「ガンダム」関連売上が16%増の726億円 「水星の魔女」人気が各商品・サービスに波及 「DB」と「ワンピ」も伸長
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(11月7日)、9月中間期決算におけるIP別の売上高(国内トイホビーとグループ全体)を開示し、「機動戦士ガンダム」がグループ全体で前年同期比16.3%増の726億円だったことを明らかにした。上半期として過去最高となった。
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のヒットがグループ商品やサービスの人気に波及した分析しているという。「ガンダムシリーズ」プラモデルやライセンスビジネス、「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 オーバーブースト」などが好調だった。
また、「ドラゴンボール」も同4.1%増の684億円と伸びた。『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や『ドラゴンボールレジェンズ』などスマホゲームが安定的に推移したとのこと。
さらに「ワンピース」も同59.1%増の571億円と大きな伸びを見せた。スマートフォンゲームのほか、トレーディングカードゲームが貢献した。
このほか、グループ全体の売上で前年比でプラスとなったのは、「ウルトラマン」や「NARUTO」で、その他は横ばいまたは微減となった。
国内トイホビーも含めて主要IPは以下の通り。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832