ソニーG、第2四半期のPS5販売台数は48%増の490万台 新型やPortal投入で通期2500万台目指す計画は堅持 「ガイダンスを下回る覚悟で販促や値引きはしない」(十時社長)
ソニーグループ<6758>は、11月9日、第2四半期(23年7~9月)のPlayStation5(PS5)の販売台数について、前年同期比48.5%増の490万台だったことを明らかにした。第1四半期の実績330万台と合わせて上期合計で820万台を販売したことになる。通期計画2500万台の進捗率は33%にとどまったが、従来計画の据え置きとした。
同社では、「PS5」の新モデルや「PlayStation Portal リモートプレーヤー」を年末商戦に投入することに加えて、販促施策を行って販売台数を伸ばしていく考え。十時裕樹社長は、「かなり高い目標であることに変わりはなく、簡単には到達できない。収益性とのバランスにも注意したい」とコメントした。
収益性とのバランスについて質問を受けると、「ゲーム&ネットワークサービスで、営業利益のガイダンス(2700億円)を開示しているが、これをきちんと守るということだ。営業利益がガイダンスを極端に下回る覚悟をしてまでプロモーションやディスカウント販売を行うつもりはない」と述べた。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹