講談社は、この日(11月20日)、伝説的な人気コミック『タイガーマスク』について、イタリアで実写映画化が決定したことを明らかにした。漫画『タイガーマスク』の物語に国際的な要素を加えた、イタリアと日本を舞台にした新しい国際共同製作作品となる。
『タイガーマスク』は、1968年から1971年に渡って講談社で連載された伝説的人気コミック。イタリア・ローマに本拠地を置く制作会社Fabula Picturesと、同じくイタリア・ミラノに本拠地を置く制作会社Brandon Boxが共同で製作し、原作コミックの出版元である講談社も共同プロデューサーとして加わる。今後、監督や配役といった新しい情報についても都度発表していく予定だ。
■Fabula Pictures共同CEO・マルコ・デ・アンジェリス氏、ニコラ・デ・アンジェリス氏のコメント
「この野心的なプロジェクトを発表できることを誇りに思います。私たちは、イタリア国内だけでなく、全世界の観客を魅了できるユニバーサルな物語を探し求めてきました。このBrandon Box、講談社とのパートナーシップは、私たちの会社にとって非常に重要なステップです」
■Brandon Box CE・アンドレア・スガラヴァッティ氏のコメント
「Brandon Boxにとって、日本のマンガとアニメは重要なルーツの一つです。私は、幼少の頃から『タイガーマスク』をはじめとする日本の物語が大好きで、共に青春時代を過ごし、成長してきました。私にとって大切な作品である『タイガーマスク』を、Fabula Pictures、講談社と共に新たな実写映画としてプロデュースできることは、私たちにとって最高の冒険になると確信しています」
■講談社ライツ・メディアビジネス局長・高見洋平市のコメント
「『タイガーマスク』 は強くてかっこいい不滅のヒーローとして、日本とイタリアの両国において長く愛され続けてきた作品です。Fabula Pictures、Brandon Boxという強力なクリエイティブ・パートナーと共に、新たなタイガーマスクを世界中の観客に届けられる日を楽しみにしています」
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