マップボックス、『ドラゴンクエストウォーク』の地図データに「Mapbox」提供、本日移行作業が完了

マップボックス・ジャパンは、この日(11月21日)、スクウェア・エニックスとコロプラ<3668>が共同開発したスマートフォン向け位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク』のベースとなる地図データにデジタル地図開発プラットフォーム「Mapbox」を提供し、2023年11月21日に、すべてのユーザーにMapboxの地図データやPOIが提供される移行作業が終了したことを明らかにした。同社は、移行作業にあたって、位置情報ゲームのベースとなる地図データの提供と、地図データの切り替えにおける技術サポート サービスを提供し、既存体験の維持と向上に貢献したという。

位置情報ゲームの背景には、膨大な地図データが活用されている。地図データは、道路の大きさや名称、歩行の 是非、土地の用途や種別(建物・公園・河川)など、さまざまな情報でレイヤーを形成している。レイヤーごとに フィルタリングして非表示にしたり、ゲーム情報の搭載や画面加工を行うことで、ゲームの世界と現実世界をマッチさせた ゲームを提供している。また、ゲームの世界への没入感を高めるためには、ゲームイメージに合ったカラーリングやフォントなどの地図表記のカスタマイズも必要不可欠。

地図開発プラットフォーム「Mapbox」は、地図のカラーリングやフォントの種類、レイヤー数が多いことを特長としている。そのため、自由自在にデザインでき、また、細やかなフィルタリングでゲームを作り込むことが可能なため、ゲームの世界観に適した地図描画を実現する。また、情報の処理スピードが速く、歩行や移動に合わせ滑らかに表示されることから、プレイヤーのストレスを緩和させる。

さらに、アイテム獲得スポットやチェックポイントの配置を、立ち入り禁止区域や歩行不能な道路などを判断し、適切な場所のみに設置できる「Playable Location」データも提供している。これらの特長により、『ドラゴンクエストウォーク』をはじめ、さまざまな位置情報ゲームに採用されている。

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